One’s Way[ワンズウェイ]のブログでは、里山暮らしのあれこれを綴ります。ヘンリー・ デイヴィッド・ソロー の影響を受け、エシカルな暮らしを追求中。薪ストーブを暮らしの核とし、菜園、ガーデニング、サイクリング、ランニングなどを楽しんでします。

■ ビールの悲劇 by T2018/08/29

ギネスビール
猛暑、猛暑と、巷やマスコミが連呼すればするほど燃えてくるボク。今年の7・8月に我が家で購入したビールは500ml缶が2本のみ。暑い時期に飲むビールは喉ごしだけで奥深さに欠ける。直ぐに冷たさが無くなるので忙しない。
涼しくなって、これからがビールの美味しい時期。本場ドイツのビール祭りもこれからだ。ビールはヤワな清涼飲料水であってはいけない。ビールには腰のある酒であってもらいたい。重めのギネス黒を時間を気にせず飲みたい。健康のために飲みたい。ウェイティングテーブルで立ったままカッコよく飲みたい。仕事の昼休みに飲みたい。宴会で注いでもらわないと飲めないような情けない人間になりたくない。みんな席に揃うまでビールに手を出せないような情けない人間になりたくない。乾杯の発声を聞かないと飲めないような人間になりたくない。カロリーと中年腹とプリン体を気にして、でも糖質ゼロとか何とかのナンチャッテ人間になりたくない。

そして何より、猛暑、猛暑の連呼につられ、周りの人に流され、自分自身の欲求さえもが操作・搾取されるが如く、ついついビールを飲んでしまうようなデカダンス人間になりたくない。つまり惨事便乗型ビジネスにカモられる人間になりたくない。

涼しくなって寒くなってきて、これからがビールの真骨頂。ビールの真価が試される時。でも、涼しくなって寒くなってくると、ビールよりもワイン、ウイスキーの方が飲みたくなるんだよね、まったく。

てなわけで、いつまで経ってもビールの出番は回ってこないわけだ。