One’s Way[ワンズウェイ]のブログでは、里山暮らしのあれこれを綴ります。ヘンリー・ デイヴィッド・ソロー の影響を受け、エシカルな暮らしを追求中。薪ストーブを暮らしの核とし、菜園、ガーデニング、サイクリング、ランニングなどを楽しんでします。

■ 煮洗い by T2019/08/04

天日干しされたシーツ
梅雨が明けて洗濯物を天日干しできる今日この頃。

とはいうものの、いくら外干ししてもタオルや作業着など、独特の嫌な臭いが残ることがありませんか?梅雨の時期の室内干しで特に残るあの嫌な臭いです。

臭いの原因は雑菌の繁殖です。しっかり洗濯しても生き残った雑菌が再び繁殖してあの嫌な臭いの原因になるようです。

とはいえ、臭いを臭いでゴマかす、つまり芳香剤入りの洗剤や柔軟剤は大嫌い。人工的な臭いが鼻につきます。そして健康面でも良くない。

そこで根本的な臭い対策として、煮洗いがおススメです。

冬の間日照時間が短いヨーロッパ諸国では、煮洗いを日常的に行うことのできる洗濯機が普及しているようです。これだといちいちお湯を沸かさなくても洗濯機に洗濯物を放り込んでスイッチを入れればOK.ただし電源は200Vのため、日本では電気工事が必要です。100V標準の日本も早く先進国の仲間入りできるよう200V普及してもらいたいものです。

最近、我が家では煮洗いを行なっています。約40℃のお湯での煮洗いを経て、夏の天日干しで素早く乾かす。洗濯機自体は割高であっても、いちいちお湯を沸かす燃料代、毎日の気持ち良さ、芳香剤による健康問題等を考慮すれば絶対にコストパフォーマンスは高いと僕は考えます。

写真は天日干しされた清潔なシーツ。洗濯は日常の凡事。だからこそ凡事徹底。