昨日妻との会話の中で過去のある事を思い出しました。それは家の固定電話についてです。

私達が結婚した約30年前、当然ながら当時は携帯電話が普及していませんでした。通信は家にある唯一の固定電話のみ。さすがにその時はダイヤル式よりもプッシュホン式が主流でしたが。

実は当時私達夫婦は、新生活を開始するにあたり唯一の固定電話さえ所有しない事を本気で考えました。当然周囲の人からは変人扱い。別に変人とみられても本望と思っていましたが、結局仕事上の必要性から固定電話を渋々所有することにしました。ちなみに新聞は当時から現在に至るまで定期購読をしたことは一度もありません。

さて、現在の世の中を見渡してみると、携帯電話の普及により固定電話設置が減少しています。新聞購読数もインターネットの普及により減少しています。

今、当然のことと刷り込まれている常識も、数年先は非常識になる可能性が大いにあるということです。皆が持っているから、皆がやってるからといったステレオタイプ人間になっても意味の無いこと。自分にとって何が必要か、何がしたいのか、自分の頭で考えていきたいと思っています。

写真は今朝の空。本当に秋はやって来るのだろうかと思いきや、今朝の雲に秋を少し感じました。栗のイガも大きくなってきました。

昨日の常識は今日の非常識。今日は土用明け、明日は立秋です。