One’s Way[ワンズウェイ]のブログでは、里山暮らしのあれこれを綴ります。ヘンリー・ デイヴィッド・ソロー の影響を受け、エシカルな暮らしを追求中。薪ストーブを暮らしの核とし、菜園、ガーデニング、サイクリング、ランニングなどを楽しんでします。

■ 良い時代だった by T2019/08/28

1980年代自転車雑誌
僕が自転車レースを走っていた1980年代は、自転車のフレームは鉄(スチール)フレームが主流だった。そしてツールドフランスや世界選手権に優勝するような選手と同じフレームパイプで作られた自転車に乗ることが容易に可能だった。

たとえば、僕が好んで選択していたパイプはコロンバス社のSLXパイプだった。ヨーロッパプロフェッショナルの選手も使っていた。SLXパイプを使って、僕の体型と乗車スタイルに合わせてフレームオーダーをして約12万円だった。

今はそうはいかない。フレームはカーボン製となり、プロフェッショナルの使用するロードバイクは100万円を超える時代である。

1980年代の自転車雑誌を読み返してみると、ほとんどの選手がサングラスをかけず、キャップを被り、ウール製のユニフォームを着てレースを走っている。今はサングラスをして、ヘルメットを被り、表情が見えない。

今の時代、情報はウェブとなり、自転車雑誌も少なくなってきた。でも雑誌というメディアはデータ保存としては強力だ。現に今も手軽に読み返すことができる。

テクノロジーの進化と幸福感は一致する・・とも限らない。