One’s Way[ワンズウェイ]のブログでは、里山暮らしのあれこれを綴ります。ヘンリー・ デイヴィッド・ソロー の影響を受け、エシカルな暮らしを追求中。薪ストーブを暮らしの核とし、菜園、ガーデニング、サイクリング、ランニングなどを楽しんでします。

■ 自由に生きる人間を見るのが怖いんだ by T2019/08/25

百合の花
映画『イージーライダー』(1969)から今年で丁度50年。ピーターフォンダが亡くなった。

先日ある中学生が怒っていた。
「カバンにキーホルダーを3つ付けていたら、キーホルダーは2つまで。3つはダメだと先生に言われた。訳分かんない。」

その通り、全く訳が分らん。

『イージーライダー』のセリフより
H「連中は君らを怖がってるんじゃない。君らが象徴しているものを怖がっているんだ。」
B「俺たちの象徴といえば長髪ぐらいのもんさ。」
H「君たちの象徴しているものは. “自由”なんだ。」
B「“自由”のどこがいけねえんだ。結構なことじゃないか。」
H「そうさ、どこも悪くない。だが自由を語るのと自由であるのとは違う。連中は自由というものを、マーケットで物を買うようには買えないことを知っている。だが連中にお前らは自由じゃないと言っちゃダメだ。連中は自由でないと言われると、自分が自由であることを証明するために殺人さえする。連中は個人の自由についていくらでも議論する。だが実際自由な人間を見ると怖がるんだ。」
B「怖がらせないよ。」
H「ああ、怖がらせたらキ・ケ・ンだ。」

イージーライダーから50年経過しても、キーホルダーの自由さえキケン。あまり自由をひけらかさないように細心の注意を払おう。