One’s Way[ワンズウェイ]のブログでは、里山暮らしのあれこれを綴ります。ヘンリー・ デイヴィッド・ソロー の影響を受け、エシカルな暮らしを追求中。薪ストーブを暮らしの核とし、菜園、ガーデニング、サイクリング、ランニングなどを楽しんでします。

■ マラソンは脚で走るのではない by T2019/10/02

富山マラソン参加案内
皆さんは、マラソンは脚で走るものだと思いますか? それは誤りです。
その反証として、脚の不自由な人も車椅子マラソンという手段で走っています。

マラソンは脳で走る、と僕は思っています。正確に言えば、脳の中の前頭前皮質という部位で走るものだと認識しています。

前頭前皮質はいかなる生物の中でも人間の脳において最も発達しています。つまり前頭前皮質は人間をより人間らしくさせる部位と言えましょう。

前頭前皮質の働きの一つに、感情のセルフコントロールがあります。目先の利益よりも長期的なより大きい利益を選択したり、気分のムラを抑制し感情に左右されない行動をとることをつかさどります。

マラソンを走り切ることは長期戦です。42km強という長距離であるだけでなく、42kmを走るといった非日常的行為を完遂するための準備も長期戦です。さらに80歳90歳になっても走り切る能力を維持し続けたいとなれば、かなりの長期戦です。

ここで重要な点が考えられます。
つまり、マラソンが前頭前皮質の働きによって走ることだとすれば、その反対にマラソンを走り続けることにより前頭前皮質がより活性化され発達するのではないか、ということです。最近の脳科学では加齢にかかわらず活性化させることによって脳は発達し続けることが説明されています。

マラソンに限らず、日常的にランニングを続けることによって、感情のセルフコントロールつまり自己管理能力を高めることができるとすれば、これは大きな利得です。

実際に具体的経験知として、ランニングを日常的に行うようになる以前と以後において僕の貯蓄資産形成度は上昇したと分析しています。貯蓄という行為は目先の欲求に左右されない長期的視点と持続力が必要不可欠です。正に前頭前皮質の面目躍如です。

2019富山マラソンまで4週間を切りました。ただ走るだけのために参加費1万円程の投資が必要です。短期的には損で無駄に見えるかもしれません。しかし長期的には自己管理能力の向上により大きい利益を生み出す投資だと僕は認識しています。

マラソンは長期投資。マラソンでフィナンシャル・インデペンデンスを!