One’s Way[ワンズウェイ]のブログでは、里山暮らしのあれこれを綴ります。ヘンリー・ デイヴィッド・ソロー の影響を受け、エシカルな暮らしを追求中。薪ストーブを暮らしの核とし、菜園、ガーデニング、サイクリング、ランニングなどを楽しんでします。

■ 災害ゴミを減らす by T2019/10/20

最小限の所有物
台風19号による災害ゴミの処理が追いついていないといった報道がなされています。
いざという時に備える意味でも、身の周りの所有物を減らし極力必要最小限の所有物で生活するシンプル・ミニマルライフは有効かと思われます。

また、最近はペットボトルも含めてプラスチック製品がとても増えています。プラスチックは腐らないからという理由で家の建材などに使われ、あたかも半永久のように勘違いしてしまいがちですが、プラスチック樹脂は腐らずに劣化しヒビ割れ粉々になります。いわゆるマイクロプラスチック問題です。

木材などの天然素材は、補修が可能であり、薪ストーブなどの燃料にも転換可能であり、山積みしておけばいずれ朽ちて土に循環します。

ところで、僕はよく親に諭されました。「ゴミの多く出る家はお金が貯まらない」と。

ゴミも元を辿ればお金を出して購入したモノだからです。ゴミを多く排出するということはそれだけ多くのお金を捨てていることに他ならないからです。ペットボトルも当然代金に含まれています。ペットボトルを多く排出するということはペットボトル本数分のお金を捨てているわけです。

だから、我が地域ではゴミ収集車が週2回来ますが、我が家は原則週1回だけ小袋ゴミを出すことをルールとしています。

災害ゴミも然り。災害ゴミも元を正せば大金を出して購入した貴重な家財でした。災害ゴミが多く排出されるということは、それだけ物理的・精神的損害ダメージが大きいということでもあります。

災害ゴミを少なくするということは、物質面での喪失感を少なくするということだと考えます。

失うモノが無い人間ほど、強い人間はいない。