■ 入りました! by T ― 2019/10/18
薪ストーブに火が入りました。シーズン開幕です。
例年通り、火付けはマッチ一本で見事着火。
昨シーズンから行なっている上部着火法にて火を大きくしていきます。上部着火法とは井桁に組んだ薪の最上部に火種を設ける付け方です。火は下から燃やしていく下部着火が常識のように思えますが、上部着火法はその反対の付け方です。上部着火の方が煙突の温まりが素早く、よって上昇気流が素早く生じます。更に煙の量も少なく炉内が汚れません。ジワジワと炎が降りていく光景はとてもエレガント。
更に今シーズンから空気をあまり絞らずに原則全開で燃焼させることにしました。空気で温度調節するのでなく、投入する薪の量で温度調節するのです。夏に開催された薪ストーブ講習会にて、富山県の薪ストーブ店「トリコノート」さんに教わりました。
20年経過した薪ストーブライフ。それでも年々日々学びの連続です。とかく自己流で何とかなってしまう薪ストーブだからこそ、自分のやり方を見直し、より安全で合理的な燃やし方を追求するのも楽しみの一つです。