One’s Way[ワンズウェイ]のブログでは、里山暮らしのあれこれを綴ります。ヘンリー・ デイヴィッド・ソロー の影響を受け、エシカルな暮らしを追求中。薪ストーブを暮らしの核とし、菜園、ガーデニング、サイクリング、ランニングなどを楽しんでします。

■ 田舎の土地は資産価値が低いのか? by T2019/10/08

秋の七草_ハギ
都会に比べ田舎の地価は安い。確かに金融資産としての田舎の土地評価額は低い。
だからと言って、田舎の土地は資本としても価値が低いのだろうか?

現在の日本は資本主義社会である。資本主義とは資本を第一とする社会システムである。
資本とは、生産手段つまり価値を生み出していく元手である。
つまり資本主義とは、新たな価値を生み出し成長し、そうして拡大再生産し続けることを基本としている。

多かれ少なかれ日本人は資本を元手に生き、サラリーマンも、自らの労働力という人的資本を元手に、自らの労働価値をさらに高め精進しながら成長し生きている。

つまり資本主義に生きるということは、常に成長し続けることに価値を見出すことである。

今日、僕は新たな土地に花の株分けをした。今日という1日を思い切り楽しんだ。なぜ楽しい気持ちになれたのか? それは学ぶことができたからだ。学びは成長だからだ。

里山の土地は、花の株にしろ僕の学びにしろ、成長の手段としての資本である。