One’s Way[ワンズウェイ]のブログでは、里山暮らしのあれこれを綴ります。ヘンリー・ デイヴィッド・ソロー の影響を受け、エシカルな暮らしを追求中。薪ストーブを暮らしの核とし、菜園、ガーデニング、サイクリング、ランニングなどを楽しんでします。

■ 空き家問題 by T2020/10/07

資産としての家屋敷
空き家が問題になっています。というか、そもそも空き家が問題になること自体が問題だと考えます。

空き家という響きは負の遺産のイメージを強めますが、そもそも家は大きな正の資産であるべきです。そして資産は上手に運用して不労所得を得ることができると考えます。

私たち夫婦は100歳以上の健康寿命を想定して人生設計を考えていますが、死ぬまで現在の家に住むことには正直こだわっていません。と言うのは、90歳や100歳の老夫婦のみで家屋敷を維持することは体力的に困難になる可能性があるからです。

私たちは、現在所有している里山の家屋敷を賃貸もしくは売却により、自らの不労所得を得て、インフラ整備された都会のアパートメント等に住むことも視野に入れています。

そのために今できることは、家の資産価値を一層高めていくこと、すなわち魅力があって次世代が住んでみたいと思われるような家、庭、周辺の環境を作っていくことだと考えます。

金山里山の会活動は、魅力ある里山を作っていくことでありますが、単に外部からの移住者を増やすことだけが目的ではありません。存命中から自らの家周辺の環境を資産運用できるくらい価値あるものにしていくことも重要な目的です。

家も里山もいつかは誰かに継承せねばなりません。何故なら、永久に天国にまで持っていくことは不可能だからです。