One’s Way[ワンズウェイ]のブログでは、里山暮らしのあれこれを綴ります。ヘンリー・ デイヴィッド・ソロー の影響を受け、エシカルな暮らしを追求中。薪ストーブを暮らしの核とし、菜園、ガーデニング、サイクリング、ランニングなどを楽しんでします。

■ コツコツ質問という種を播く by T2020/10/08

季節外れのヤマブキの花
この1週間に僕が聞いた子どもたちの言葉です。

ある小学生の言葉
「学校にシャープペンシルを持ってきちゃダメ。蛍光ペンは2本まで学校に持ってきてもよし、だけど3本以上はダメ。何でだろう?」

ある中学生の言葉
「1時間目に体育があるけど運動服で登校しちゃダメ。でも部活動が終わって下校するときは運動服で帰ってもよし。何でだろう?登校と下校でどこが違うんだろう?」

全くもって良い疑問だ。そんなグッドな疑問を持ったなら是非先生に尋ねてみよう。先生に根拠理由を尋ねてみよう。
ただしシャーペン使いたいとか運動服登校したいといった要求を前面に出すのではなく、あくまでも冷静に「何故ダメなのですか?」と根拠理由だけを質問しよう。

そして、その質問に対して大人の回答のレベルをじっくり観察してみよう。

時には「総合的、俯瞰的観点から判断した。」と、大人は訳の分からないことを繰り返すだけかもしれないけれど、とりあえず、じっくり観察してみよう。そして周りの友達と、大人の回答内容を共有し、回答内容からその大人のレベルを評価してあげよう。レベル低い大人だなと率直あなたが思ったならば、率直にそう思ってあげよう。

そういうコツコツ地道な質問をあなたが繰り返すことによって、この国に「説明責任」という言葉が少しずつ啓蒙・浸透していき、あなたが大人になった時、この国が大きく成長していることを期待します。