One’s Way[ワンズウェイ]のブログでは、里山暮らしのあれこれを綴ります。ヘンリー・ デイヴィッド・ソロー の影響を受け、エシカルな暮らしを追求中。薪ストーブを暮らしの核とし、菜園、ガーデニング、サイクリング、ランニングなどを楽しんでします。

■ 木質チップ by T2020/11/02

木質チップ
樹木の幹を薪や椎茸のホダ木にすると、枝は残され山に放置されます。放置された枝はゆっくり分解され土に戻って行きますが、それには時間を要します。

足の踏み場もなく積み重ねられた枝葉をチッパー機によって粉砕すれば、枝葉の体積も減らすことができ森の中も片付きます。そして枝葉の分解速度も加速させることができます。

昨日、薪仲間と森に入り薪原木の搬出と枝葉のチップ化作業をしました。チッパー機は、一般社団法人「金山里山の会」を通じて「とやまの森作りサポートセンター」より無料でお借りしました。

この日の僕個人の目的は薪原木よりも木質チップの方。出来上がった木質チップを頂き、菜園に運び入れました。木質チップを牛フン堆肥や落葉などと一緒に菜園の土に混ぜ込み、良質の土を作るというわけです。

剪定枝を有料で焼却施設へ搬入している方もおられることでしょう。そんな剪定枝を木質チップ化して菜園の土壌改良に使ったり庭に撒いて雑草抑制に使ったりすれば、有料の廃棄物じゃなく無料の資源になりますよ。

里山の森がキレイになって、その結果、暖房用の薪が手に入り、菜園の土が良質になる。これこそ里山の経済性だと考えます。何でも山の生産物を売ってお金にするだけが経済性ではありません。

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