One’s Way[ワンズウェイ]のブログでは、里山暮らしのあれこれを綴ります。ヘンリー・ デイヴィッド・ソロー の影響を受け、エシカルな暮らしを追求中。薪ストーブを暮らしの核とし、菜園、ガーデニング、サイクリング、ランニングなどを楽しんでします。

■ 見えないもの by T2020/11/03

見えない煙
写真は我が家の薪ストーブ煙突です。煙が見えませんが、当時点で薪ストーブ本体はしっかり200度以上で燃焼中です。8月に煙突を交換してもらい二重煙突部分が伸びたため、燃焼排気が冷やされずに直接外へ放出されるようになりました。よって煙の完全燃焼率が向上し殆ど煤が出なくなったというわけです。写真では写しきれませんでしたが煙突トップから陽炎のみが上がり白い煤煙は目視できないレベルです。

煤煙が出ないということは、効率的に薪が燃焼していることであり、且つ外気を汚さないことでもあります。

空気のキレイさは見えないもので、よって気付きにくいことでもありますが、世の中で本当に大切なものは見えないもの、目立たないものなのかも知れません。

冬になり、エアコンや石油ファンヒーターなどで暖房すると、室内を密閉して換気が悪くなります。空気のよどみ、ウイルス問題、結露、壁裏のカビ問題などなど、密閉状態は決して良いことではありません。

その点、薪ストーブは、コロナウイルスを予測想定していたかのように順応しています。煙突排気暖房ということは当然外気を室内に取り入れ続けます。何故なら外気を取り入れないと排気していかないからです。外気を取り入れるのに何故室内が暖かいのか?それは遠赤外線・輻射熱暖房だからです。暖かい空気を密閉し溜め込むことによって身体を暖めるのではなく、直接身体を構成している物質分子を振動させて熱を発生させる遠赤外線・輻射熱暖房だからです。

真の(芯の)暖かさも、目に見えない大切なことのひとつです。

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