One’s Way[ワンズウェイ]のブログでは、里山暮らしのあれこれを綴ります。ヘンリー・ デイヴィッド・ソロー の影響を受け、エシカルな暮らしを追求中。薪ストーブを暮らしの核とし、菜園、ガーデニング、サイクリング、ランニングなどを楽しんでします。

■ 新しい鑑賞様式 by T2021/05/01

ポーラ美術館コレクション展「印象派からエコール・ド・パリ」

ステイホームという新しい生活様式がフツーになってきました。結構自分達に合っているかも、と夫婦で話しています。元々10年以上、食材は宅配サービスを利用してきて、コロナ禍以前からスーパーマーケットへは滅多に行かなかったし、普段滅多に外食・外飲みも行かなかったし、大型連休は毎年、煙突掃除とガーデニングで過ごしていたし・・。

ただ、美術館や画廊訪問に関しては、東京や海外へ行くことが困難になって困っていました。

そんな折、富山県美術館にて現在、ポーラ美術館コレクション展「印象派からエコール・ド・パリ」が開催されています。昨日2人で行ってきました。

良かったです! 作品の良さは言うまでもないので、それ以外にどんなところが良かったのか述べましょう。

それは来館者の適度な人数。先日のブルーインパルスを観に来た人はごった返したようですが、モネの『睡蓮』前は空き空きでした。静かにゆっくり各作品を鑑賞できました。それに駐車場もラクラク。ルノアールの『裸婦』を鑑賞するよりも、よっぽどスーパーマーケットで牛乳を買う方が人も車も混雑しているかも知れません。

例えば大相撲の地方巡業だったら力士も手抜きするやも知れません。しかし世界的名画の数々は、たとえ地方巡業とはいえ決して手抜きすることはありません。同じクオリティを、最高の鑑賞環境で味わうことができるのは有難いことです。

食材の宅配やオンライン・ショッピングのように、アート鑑賞においても、作品に来てもらうのが良い。人の移動はウイルス感染を拡大しますが、アート作品がウイルスを運んでくることはありません。

チョロチョロ出歩くのが苦手な貴方へ、ステイホームをベースとして、新しい鑑賞様式を一緒に楽しみましょう。

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