One’s Way[ワンズウェイ]のブログでは、里山暮らしのあれこれを綴ります。ヘンリー・ デイヴィッド・ソロー の影響を受け、エシカルな暮らしを追求中。薪ストーブを暮らしの核とし、菜園、ガーデニング、サイクリング、ランニングなどを楽しんでします。

■ 見栄を張る by T2021/07/21

今朝の庭
コロナ禍の影響で外食や旅行などの出費が減少しています。海外旅行もできないので、その分の出費を今年に入って我が家初のエアコン新設に回すことができました。

ところで、ステイホームによる家計支出の減少額を、今後どのように運用していくかによって、確実に格差が大きくなると僕は予想しています。すなわち、何となく何処かに出費して金融資産が増えない世帯と、コロナ禍を機会と捉え投資等によって金融資産を増やしていく世帯との経済格差です。

日本銀行の資金循環統計によれば、2021年3月の家計金融資産額は過去最高の1946兆円を記録したそうです。相変わらず預金,現金の割合が大きいですが、株式や投資信託の割合も増えています。これからの時代は、みんな一緒に景気が上がったり下がったりするのではなく、個々の世帯の景気感に多様性が出てくる時代となるでしょう。

さてさて、余裕の有る家と余裕の無い家、どんなところに余裕は表れるでしょう?何台もの高級車?天守閣のような屋根の豪邸?・・でも高級車も豪邸もローンが残っているかも知れません。
僕が考えるに、あくまで傾向として、余裕の有る家は、草取りが行き届いていてキチンと片付いている家が多いと感じています。草取りや掃除をローン組んで業者委託している人はいないでしょう。日々草取りや掃除を持続的に行うことができるのは、各種の余裕が有るからでしょう。また、余裕の有る人は、これも傾向として、地域活動や奉仕活動に適度な距離感を保ちながら善意を搾取されることなく関わっていらっしゃる方々が多いように感じます。余裕の無いのに地域のことまで考えられませんから。

正直言って我が家は余裕が有るわけではありません。でも周囲から余裕の無い家と見られるのは嫌です。だから僕は無理して見栄を張って、草取りを一生懸命続けたいと思います。自分もなりたい人がいたならば、その人の真似をするのが良いそうです。

里山は緑豊かなので草もスクスクと元気に育ちます。特に玄関前のように公共の目があるところは、余裕も無いのに見栄を張って草取りしたいと思っています。