One’s Way[ワンズウェイ]のブログでは、里山暮らしのあれこれを綴ります。ヘンリー・ デイヴィッド・ソロー の影響を受け、エシカルな暮らしを追求中。薪ストーブを暮らしの核とし、菜園、ガーデニング、サイクリング、ランニングなどを楽しんでします。

■ 足元から里山を再生しよう の続き by T2021/07/29

恥ずかしい・・・
前日のブログ記事の続きです。

なぜ、冠婚葬祭の男性フォーマル靴は内羽根式のストレートチップ黒革靴なのか?理由がはっきりしています。それは最も目立たない靴だからです。

フォーマルとは形式という意味です。個人的な好みとか個性とかを一切排し、一つの定まった形式に合わせること、つまり究極の没個性です。なぜ没個性に徹するかと言えば、脇役に徹するためです。主役は結婚式であれば新郎新婦、葬儀であれば故人が主役。その他の出席者は全て脇役で、脇役は目立たないことで主役に敬意を払うのです。つまり、ちゃんと没個性に意味があるのです。

ところで日本の学校では、没個性な制服や理不尽な校則に慣れ親しみ、没個性な身の処し方が極めて得意と言えそうですが、しかしそれはただ上から強制されているだけの没個性。没個性でなく無思考の無個性。意味や理由を自分の頭で解釈することなく、ただ訳の分からない命令に従っているだけの無個性。だから大人になっても、フォーマルの意味を考えることが困難なのかも知れません。

先ずは足元に考えを巡らし、カントリージェントリの里山へ再生させようではありませんか!

先日の葬儀では、Uチップ、メダリオン、スリッポンなどなど、黒靴であればよいというだけのオンパレード。でもそんな中で「おっと、珍しく内羽根ストレート履いてるじゃん」と見上げると、その人はセレモニーホールのスタッフ。さすがにスタッフは、しっかりと没個性に徹していました。