One’s Way[ワンズウェイ]のブログでは、里山暮らしのあれこれを綴ります。ヘンリー・ デイヴィッド・ソロー の影響を受け、エシカルな暮らしを追求中。薪ストーブを暮らしの核とし、菜園、ガーデニング、サイクリング、ランニングなどを楽しんでします。

■ 上高地五千尺ホテルの魅力 by M2018/09/09

2泊3日の上高地滞在中にお世話になったのが河童橋すぐそばの五千尺ホテルでした。義母と旅行をすることとなり、上高地の宿を調べたどり着いたのがこのホテルでした。予約したのは6月の上旬でした。その時点で、8月末の2泊で予約が可能だったのは、私たちが滞在した1階の梓川側の2部屋だけでした。滞在して知ったのですが、今年100周年を迎え、井上靖の長編小説「氷壁」にも登場していました。

上高地五千尺ホテル


魅力 その1 立地
バスターミナルから徒歩5分。林間の歩行路を歩いても、梓川沿いを歩いても、ほぼ同じ距離です。私たちは行きは川沿いを帰りは林間を歩きました。2泊3日くらいの荷物であれば苦労なく歩けます。また、梓川の下流に向かい大正池までと、上流に向かい明神池までの距離がほぼ同じですから、散策にも最高の立地でした。

魅力 その2 眺望
多くの部屋は梓川に面しています。河童橋の周囲の風景、穂高連峰、梓川の眺望を部屋から楽しむことができました。河童橋は上高地の中心ですから、人々の往来を眺めるのも楽しかったです。ファッションやグループの構成、写真撮影の様子など、ドラマの一シーンを音なしで観ているようでした。

上高地河童橋

魅力 その3 インテリア
落ち着いた雰囲気のインテリアは松本民芸家具で統一されていました。元々私たちは民芸に興味があり、3日間その空間に居られるのですから大満足でした。壁にかけられているタペストリー、絵画など、どれもがこの地域で制作されたもののようで統一感がよりましているように感じました。

魅力 その4 食事
ホテルのレストランで夕食と朝食をそれぞれ2度いただきました。夕食はフランス料理のフルコースでした。地元の旬の野菜を使い、そのアイディアに驚きの連続。選りすぐりのワインも美味しくいただけました。朝食は具沢山の豚汁に卵料理、地元産の野菜や果物のジュース、決して量は多くはないのですが、丁寧にサービスされ、ゆっくりと味わう朝食はリゾートならではと感じました。

魅力 その5 スタッフ
チェックインからチェックアウトまで、心地よい距離感で接しいただけました。要望には期待以上の対応をしてくださり、ホスピタリティーの高さを実感。短い滞在にも関わらず顔と名前を覚えてくださっていて、外出時や食事の時など名前を読んでいただいてびっくりしました。

魅力 その6 ゲスト
満室で夏休み中でもあり騒がしいことを覚悟していたのですが、滞在中は静かな時を過ごせました。その理由はゲストのマナーにあるのではないかと思いました。夕食時、朝食時も満席にも関わらず、落ち着いた雰囲気に代わりはありませんでした。ゲストの年齢層は高めでしたが、子供連れであっても騒ぐことはなく、非常に快適に滞在できました。

滞在中にホテル併設のカフェ5HORNの利用は叶いませんでしたが、部屋に置かれていた焼き菓子で5HORNの美味しさを確認ずみ。次の滞在ではぜひ5HORNも利用したいですね。

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