One’s Way[ワンズウェイ]のブログでは、里山暮らしのあれこれを綴ります。ヘンリー・ デイヴィッド・ソロー の影響を受け、エシカルな暮らしを追求中。薪ストーブを暮らしの核とし、菜園、ガーデニング、サイクリング、ランニングなどを楽しんでします。

■ 我が家に無いもの by T2018/09/12

ないものはない

今年の猛暑も、エアコン無しで乗り切りました。割とチョロいものでした。7年前ほどの猛暑に比べれば今年は楽でした。日本全体ではおそらく7年前よりも統計的には今年の方が暑かったと思われます。しかし我が家では雑木林が成長し木陰面積と蒸散活動の増大によって、我が家周辺で微気候変化が見られたものと思われます。特に夜の暑さがかなり緩和されました。

ところで人間の意識下では、在るものを意識することは割と簡単ですが、逆に無いものを意識することは困難なようです。

我が家にはエアコンの他に、電子レンジが存在しません。最初から在りません。必要ではないからです。電子レンジによって料理がより美味しくなるとは思えず、むしろ電子レンジが無いほうが手料理の豊かさが増大すると思われます。でも訪問者に電子レンジの不在を指摘されたことが一度もありません。

食器洗浄機も存在しません。大切な食器を洗浄機に放り込むことに対し抵抗感があります。松任谷由実氏も同様のことを言っていました。大切な漆器や陶器は大切に手洗いすると。ユーミンと違って我が家の食器はそんなに値の張る器ではありませんが、思い出はかなり詰まっているのでやっぱり大切です。それに我が家にはプラスチック食器は皆無です。

電気炊飯器も存在しません。テフロン加工のニオイの付着したコシヒカリ白米よりも、ガスステンレス鍋炊きの二分つき無農薬米の方が断然美味しいです。毎朝火を付けねばなりませんが早起きの習慣が身につきます。

電気ポットも存在しません。必要な時お湯を沸かせば良いのです。冬は薪ストーブで常時加湿も兼ねてお湯が沸いています。だいたい火力発電で生み出された電気を再び熱源とすること自体非効率的です。

と、エアコン、電子レンジ、電気炊飯器、電気ポットの不要理由を述べましたが、本当の根本的不要理由は、これら機材の外見が極めてダサいからです。どんなにキッチンデザインに凝ったとしても、これらの機材が在るだけで、アレッ?てなると思いませんか。

ちなみにキッチンシンクの三角コーナーも在りません。さすがにアレは超ダサいよなあ。許せません。