One’s Way[ワンズウェイ]のブログでは、里山暮らしのあれこれを綴ります。ヘンリー・ デイヴィッド・ソロー の影響を受け、エシカルな暮らしを追求中。薪ストーブを暮らしの核とし、菜園、ガーデニング、サイクリング、ランニングなどを楽しんでします。

■ 建設的な対話 by M2019/03/01

建設的な対話文化
昨日、非常に建設的な対話の場に居合わせることができました。1時間ほどで、曖昧だった現状が明確になり、課題を導き、役割を確認できました。

これまで、会議やミーティングと言われる場で数えられないほどの議論、討論を見てきましたし、その一員でもありました。

昨日は、議論でもなく、討論でもなく、対話と呼んでよいものだったような気がします。

初めに結論はなく、意見対立もなく、あったのは参加者全員の納得を目指すという心構えだったような気がします。質問したり、意見を述べたり、意見を整理したり…。

ぼやっとしていた現状に輪郭が生じ、現状が未来に向けて形を変えていく様がイメージとして浮かび上がるという過程でした。

参加者の立場は異なるものの、目的を共有できていたことが大前提にありました。他の人の意見を否定することはなく、どのようにすれば目的を達成できるか、それぞれの立場で何ができるのか。

対話(ダイアログ)に関する書物を読んでも「その実現は難しそう」という印象でした。しかし、昨日の体験は気負うことなく対話を実践していました。コーディネートをしてくださったKさんの技量が成せたのかもしれません。

写真は昨年11月に訪れたドイツでのミーティングの一幕。対話の文化がありました。