■ マニ!マニ! Money! by T ― 2019/03/07
お金を日本人英語で「マネー」と発音表記するけれど、ネイティブ英語では「マニ」の方がより正しいようです。私たち夫婦は拝金主義者であり、お金のことをマニ様と呼んで崇めています。
チベット仏教のマニ車のように、マニ様(お金)にはクルクルと気持ち良く世の中を循環して頂くのがよろしい。私たちは我が家に入って来られるマニ様を歓迎することは勿論、旅立って行かれるマニ様に対しても気持ち良くお見送りするように努めています。要するにお金を使うときは気持ち良く意識してお金を支出したいということです。いつの間にか気付いたら財布の中身が減っていたというのはマニ様に対して失礼。
苦しい時の神頼みの如く、マニ様は幸福をもたらしてはくれないかもしれないが、不幸、逆境、リスク時にとても力を発揮してくださる。病気、災害などいざという時乗り越える力を与えてくださる。
ところが最近、お金を通じてリスクを背負えといった風潮が強くなりつつあります。個人型確定拠出年金(iDeCo)やNISA(少額投資非課税制度)などの国家主導投資奨励策なども登場。低金利時代、消費税10%、加えて物価上昇目標2%、ボーっとしてたら貨幣価値が下がっていく時代。いつまでも国に依存しないで国民も多少は投資リスクを背負い貨幣価値を死守せよってことか。マニ様つまりお金について考え自分の未来に意識を向けるのは良いこととも言えます。
個人投資における所得税控除や非課税優遇は活用すべきと僕は考えます。実際僕も有り難く活用させていただきます。お金に過度なリスクを背負わせない範囲で。
写真は、ネパールにてチベット仏教のマニ石。常に時計回りでマニ石の左側を歩きます。