One’s Way[ワンズウェイ]のブログでは、里山暮らしのあれこれを綴ります。ヘンリー・ デイヴィッド・ソロー の影響を受け、エシカルな暮らしを追求中。薪ストーブを暮らしの核とし、菜園、ガーデニング、サイクリング、ランニングなどを楽しんでします。

■ コストパフォーマンス(対費用・対労働効果) by T2019/03/26

コスト0(ゼロ)
先日、小学校3年生の社会科学習教材を眺めていると、農家の仕事には「農薬を撒く」という仕事があると説明されていた。

農家の後継者不足が叫ばれている。健康に害のある農薬を撒く仕事なんて嫌だ!と思う小学生が増えているのかも?

話は変わるが、実業家であり思想家である山口揚平氏はこう述べていた。
「本質を考えることによって決定的に大事なことを見抜き、それを実行する。考えることはコストパフォーマンスが高い行為なのだ。」
「100のタスク(仕事)をこなすより、たった一つの最も重要な因子を見つけてそれに注力する。」
「圧倒的に稼ぐ人は効率的なのではない。彼らは効果的なのだ。」

コメの過剰生産が言われている。減反政策もある。なのに更に生産性を上げようとして100のタスクを強いられているのかもしれない。それによって幸福になれば良いのだが、果たしてコストパフォーマンスは高いのだろうか?

山口氏はこうも述べている。
「考えるという作業は、情報の波に逆らう行為である。」

情報の波に逆らうとは既存の先入観や周囲の空気を疑ってみるということであろう。