One’s Way[ワンズウェイ]のブログでは、里山暮らしのあれこれを綴ります。ヘンリー・ デイヴィッド・ソロー の影響を受け、エシカルな暮らしを追求中。薪ストーブを暮らしの核とし、菜園、ガーデニング、サイクリング、ランニングなどを楽しんでします。

■ 木が木の家を守ってくれる by T2019/08/27

ようやく暑さも和らいできました。

庭の花木も猛暑の中、耐え抜きました。
植物は暑いからといって日陰や涼しいところへ移動することができません。
雨が降らないからといって自動販売機でミネラルウォーターを買うこともできません。ひたすら耐え忍ぶだけです。その忍耐力はハンパじゃありません。すごい!

トチノキ

写真は、11年前に約3mほどの苗木を移植し現在8mほどに成長したトチノキです。トチノキは沢沿いや清水の出ているような場所によく自生し、葉っぱも大きく水の吸収・蒸散量がいかにも多そうな樹木です。移植直後の数年間は夏になると葉が焼け茶色くなっていました。しかし今年は猛暑渇水にもかかわらず葉焼けが少なく済みました。おそらく根も広く深く張り水の吸い上げも逞しくなったのではないかと推察します。

外壁の再塗装

そんなトチノキの横で、僕は外壁の再塗装を行なっています。外壁はスギ材の下見張り。写真は南東側なので朝日が当たり退色が進みます。しかし年々その退色進行は遅くなりつつあります。理由は庭の樹木の成長です。トチノキ、コナラ、ヤマザクラといった雑木が大きくなれば、直射日光も緩和されるからです。

約20年前の新築時から塗装はすべて自前で行ってきました。でも今後年齢を重ね体力も衰え、高所作業はしたくても困難危険になっていくことでしょう。

そんな僕の衰えと反比例するように雑木たちは大きく逞しくなってくれ、僕は高所の塗装作業から解放されることを少し期待しています。

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