One’s Way[ワンズウェイ]のブログでは、里山暮らしのあれこれを綴ります。ヘンリー・ デイヴィッド・ソロー の影響を受け、エシカルな暮らしを追求中。薪ストーブを暮らしの核とし、菜園、ガーデニング、サイクリング、ランニングなどを楽しんでします。

■ 使い捨てマスクと布オムツ by T2020/05/24

ニッコウキスゲ
使い捨てマスクが大量に出回って大量に使い捨てられています。

又聞きで未だウラを取っていない情報ですが、地元の中学校でハンカチをマスクにするのはダメと言われたという生徒の話を聞きました。ハンカチが何故ダメなのか、その根拠が知りたい。

ところで、先日このような話を聞きました。詳しい箇所は忘れましたがこんな感じです。

ちょっと昔、ヨーロッパのとある国で、一人の日本人女性が出産しました。一緒に現地の女性も出産入院していました。聞くところによるとその現地女性は由緒ある家柄出身とのこと。
ある日、現地女性の実母が病院へやって来て、きちんと畳まれた幾枚もの布オムツを届けました。でもその布オムツは古びた木綿の汚らしいオムツでした。紙オムツが主流になりつつあるのに、しかも良い家柄なのに・・。かつての良家が没落してしまったのか、日本人女性はそんなことを想像していました。しかし・・
その古びたオムツをよく見てみると刺繍がしてありました。その刺繍は・・何と良家の由緒ある紋章でした。つまりそのオムツは代々使われてきた布オムツ。出産した現地女性もその布オムツで成長し、ひょっとしたら実母も成長したのかも知れません。

日本人女性は、下賤な想像をした自分を恥じました。そして人間の品格というものは、どういうところに表れるのか、品の良さとは見た目の美しさとは必ずしも同一ではない、などなど、とても大切なことを学んだそうです。

今日もたくさんの使い捨てマスクが使い捨てされています。学校でも手作り布マスクを着用するのに抵抗感があり、わざわざ学校用に白色の使い捨てマスクを着用するといった中学生も僕の周りにいます。

捨てられるのはマスクだけなのでしょうか?本当に学ぶべきことは何なのでしょうか?