One’s Way[ワンズウェイ]のブログでは、里山暮らしのあれこれを綴ります。ヘンリー・ デイヴィッド・ソロー の影響を受け、エシカルな暮らしを追求中。薪ストーブを暮らしの核とし、菜園、ガーデニング、サイクリング、ランニングなどを楽しんでします。

■ リスク分散 by T2021/01/03

お節料理
今年の元日に使わなかったモノ、我が家では包丁、ガスレンジ、車、テレビ、財布です。お湯沸かしやお雑煮は薪ストーブの熱源で行い、ワインもスパークリングロゼを飲んだのでソムリエナイフも使いませんでした。皆さんのお宅ではいかがでしたか?

今年のお節料理は、五万石千里山荘(富山市)の二段重。2人前で37品目でした。これだけの品数を夫婦2人だけのために手作りすることは非効率的・非合理的。対労働効果を考えるとアウトソーシングした方がコストパフォーマンスが高いと考えました。

ふと思いました。お節料理は投資信託に似ているなと。

全ての卵を一つの器に入れてはいけない、というのは投資の基本。万が一器を落としてしまうと卵が全滅してしまうからです。だからリスクを分散して多種多様なポートフォリオを組むわけです。とはいえ個人で多種多様な株等を購入するのは資金的にも心理的にも膨大なコストがかかります。そこで信託投資とりわけ長期の積み立て信託投資が有意味になってきます。最近は非課税や所得控除のメリットのある積み立てNISAやiDeCoを利用すれば更に効果的。

信託投資は多種多様な投資先にちょっとずつ投資するもの、それが多種多様なお料理をちょっとずつ頂くお節料理に似ているなと思ったわけです。お節料理の中にはちょっと苦手な品や味覚の合わない味付けがあるやも知れません。でも一品の量が極めて少ないので結構食べ切れたり、家族で品交換し合ったりできます。

先の見通せない今日この頃。難問は分割し、リスク分散的思考で乗り切りましょう。