One’s Way[ワンズウェイ]のブログでは、里山暮らしのあれこれを綴ります。ヘンリー・ デイヴィッド・ソロー の影響を受け、エシカルな暮らしを追求中。薪ストーブを暮らしの核とし、菜園、ガーデニング、サイクリング、ランニングなどを楽しんでします。

■ マイナス金利時代の高利率投資 by T2021/01/15

コナラの里山
かつての高金利時代では、敢えてリスクを担って投資しなくても銀行預金等に貯蓄すればお金を増やすことができました。

バブルがはじけ、低金利時代になり、預金利息でお金を増やすことができなくなりましたが、デフレが続いたおかげで極端な貨幣価値下落もなく、結果として貯蓄も大きな損失を回避できました。

しかし現在はマイナス金利時代。しかも消費税アップ社会保険料アップ年金額減少によって実質貨幣価値は下がっていくでしょう。

「だからこそ投資をして資産を増やしましょう!」・・こんなセールスが世を騒がせ高齢者を煽っています。果たしてそうなのでしょうか?

例えば僕が時々お手伝いをしているコナラの会では、薪と椎茸原木を作って販売しています。月に6回ほど半日労働です(月間総労働時間は24時間)。その給金で1年間に20万円収入があったとします。年収わずか20万円ですが、その金額は1000万円元本の投資信託で2%年利で運用したことと同額です。政府が躍起になってもインフレ率2%を達成できていません。また銀行定期預金の場合だと、20万円の利子を得るためには、0,01%利率で20億円の預金額が必要です。

騒がしい金融投資セールスに惑わされず、退職金はそのままストックしておき、年利分とインフレによる貨幣価値低下分だけ軽く働く。大きく金融投資するのでなく、軽く働き続ける健康維持のために時間と労力を少しだけ投資する。その方が確実で安全で健康的な投資のように僕には思えるのですが、皆さんいかがですか?