正月を飾る餅花。ヌルデ・エノキ・ヤナギなどの木に小さく切った餅や団子を飾る日本の風習です。
写真は雪が餅花のように飾られたコナラの枝。思わずシャッターを押しました。
庭に植えられた落葉樹は、葉が茂っていると公道からの目隠しになりますが、葉を落とした冬は、反対に見通しが良くなりすぎるかなと当初思っていました。ところがどうでしょう!雪が降ると枝に雪の花が咲き、適度に目隠しになってくれるのです。
雪で枝がたわんでしまう常緑樹と違って、大きく育った落葉樹は雪の重さにも強く、雪吊り不要で手間もかかりません。
里山の庭には、作り込まない自然樹形の雑木がとても似合っていると僕は思いますが、如何でしょうか?