One’s Way[ワンズウェイ]のブログでは、里山暮らしのあれこれを綴ります。ヘンリー・ デイヴィッド・ソロー の影響を受け、エシカルな暮らしを追求中。薪ストーブを暮らしの核とし、菜園、ガーデニング、サイクリング、ランニングなどを楽しんでします。

■ 里山の多様性 by T2021/04/18

自生の山椒
芽吹きから新緑の季節に変わろうとしている今日この頃、我が家の雑木林の中で、山椒の木が良い香りの葉をつけています。

今が旬の筍料理に、ちょっと山椒の葉を添えると本当に相性が良い。また筍御飯の弁当にのせると、防菌効果もあります。

山椒の木は、植えたものでなく自生の木。雑木林の木陰の中でも逞しく育っています。

国木田独歩の『武蔵野』の影響か、雑木林といえばコナラやクヌギ林という印象が強いですが、コナラやクヌギしかしないと思ったら大間違い。雑木林をしっかり観察すると、エゴノキ(チシャノキ)、アカメガシワ(ヒサギ)、ウルシ、ヌルデ、コブシ、ホウノキ、ウワミズザクラ、クリ、ネムノキといった落葉中高木から、ヤブニッケイ、カシ、アオキ、ヒサカキ、ツバキといった常緑広葉樹も多種多様に自生しています。山椒の木もそんな落葉樹の一つ。

里山で暮らすということは多様性に則ることであり、里山を活かすということは多様性を活かすことだと考えます。

それにしても、掘りたての筍に今採れの山椒葉、本当に合います。

コメント

トラックバック