One’s Way[ワンズウェイ]のブログでは、里山暮らしのあれこれを綴ります。ヘンリー・ デイヴィッド・ソロー の影響を受け、エシカルな暮らしを追求中。薪ストーブを暮らしの核とし、菜園、ガーデニング、サイクリング、ランニングなどを楽しんでします。

■ 半玉のキャベツ by T2021/09/10

キクイモの花
ひと玉150円のキャベツと半玉85円のキャベツ、あなたはどちらがお得だと思いますか?ひと玉の方が割安でお得ですか?

確かにひと玉の方が1gあたりの値段は割安です。でもどちらがお得かと問われれば、買う人の立場によって変わるでしょう。

一人暮らしや少食の家族の場合、キャベツひと玉を買ってずっと冷蔵庫にキャベツを保存しておくと、電気代、冷蔵庫容量、鮮度劣化、廃棄処分などなど、結果として損失が上回ることもあります。

目先の利益に目が眩むと、結果として損なこともある。これは薪についても言えることです。

欲張って何年分もの薪をストックしても、薪を積んでおくスペースも必要、数年経過して薪が虫食いに、そうなると苦労して薪を作った時間と労力が無に帰す。

現金そのもにも言えます。物価上昇や消費税アップしていけば貨幣価値は経年低下していきます。それに死んでしまえば、せっかくの貯金もあの世では使うことができません。

時間は自分の生命だけでなく、所有物の価値も少しずつ奪い取っていきます。欲もほどほどにと自分に言い聞かせています。