■ ハプニングあり、薪用樹木の伐採 …by M ― 2017/02/04
立春の今日、朝から雲ひとつない青空です。明け方は冷え込みましたが、日が昇るとともにどんどん暖かくなり、ゆっくりと朝食をとったあと、樹木の伐採に行ってきました。
去年の年末に、近所の方から薪用に自由に切って持っていっていいよと言われていた樹木です。谷間の水田にかかっており、実った稲穂に木の葉から露が落ちたり、落ち葉が水路を詰まらせたりして、厄介だったようです。
夫一人では危険だからということで、私がお供しました。防寒具に身を包み、いざ出陣。といっても私ができることは見守るだけ・・・。
急斜面に立つ3本のコナラ、1本目は思い通りに切り倒すことができたようで、夫は満足気な表情を浮かべていました。

2本目、絡まっていた藤づるを切ってから、倒れる方向に切り込みを入れました。樹形を見ながら木の重心と倒れる方向を考えて入れているようでした。ここまでは、順調にだったのですが‥。

最初に入れた切り込みの反対側を切るのですが、なかなか倒れません。傾きもしません。ギギという音とともにチェーンソーの刃が挟まり動かなくなってしましました。樹木の上部でもう1本の木と絡まっていたのです。
二人ではどうしようもなくなりご近所さんにSOS。ご近所さんのチェーンソーで切るのですが、夫のチェーンソーは抜けません。そこで、くさびを打ち込み、夫のチェーンソー脱出に成功。2本目の木はほとんど切れていたので、3本目の木を切ることに。
ゴゴゴー、2本同時に倒れました。ちょうど通りかかった金山里山の会の会長さんと私は、拍手で伐採を讃えました。
ご近所さんと会長さんが現場を後にされ、ようやく私の出番がありました。夫がチェーンソーで切り倒した樹木を枝と幹に分けたものを運ぶという作業。1本分だけ行って本日の作業は終了しました。
夫いわく、今日は2本倒すつもりが、ハプニングのおかげで3本倒すことができたそうです。
災い転じて福となったようです。