One’s Way[ワンズウェイ]のブログでは、里山暮らしのあれこれを綴ります。ヘンリー・ デイヴィッド・ソロー の影響を受け、エシカルな暮らしを追求中。薪ストーブを暮らしの核とし、菜園、ガーデニング、サイクリング、ランニングなどを楽しんでします。

■ 縄文式のナイフフォークレストを! …by M2017/02/02

ナイフフォークレストになったカロリーメイト

週末は自家製パンでワインを楽しんでいることは先に記事にしました。


bue-dueのワイングラスラック

薪ストーブで焼くパン



この習慣が8年続いたことにわれながら驚きです。それ以前は、美味しい食事パンを求めて、名古屋のお店から取り寄せたり、富山市内のお店へ買いに行ったりしていました。


最初は試行錯誤の繰り返しでしたが、ある程度安定的に焼けるようになってからは、全粒粉の割合を変えたり、レーズンの替わりに干し柿をスライスして混ぜ込んだりして、変化を楽しんでします。


ところで、毎週のことですので、以前からナイフフォークレストを探していたものの、なかなか気に入ったものが見つからないのです。とうとう、自分で作ってしまいました。


きっかけは、加積焼作家濱元丈二さんの一言でした。「庭の土で焼けますよ。」


濱元さんは、唐津「隆太窯」で修行の後、東京でご活躍され、縁あって富山県滑川市で開窯されました。私たちと気が合いそうだからと、夫の後輩から紹介を受けた作家さんです。2015年の秋には、One's Wayのイベントにも協力してくださいました。


濱元さんは地元の土で作品を制作されていました。過去形なのは、2015年の6月に加積窯を閉窯されて、生まれ故郷の種子島へ帰られたからです。その濱元さんに「富山の里山ならどこの土でも陶器が焼けますよ。」と言われたのです。


ガーデニングや菜園での作業中に出た粘土(キメが細かいため、スコップを入れたところに光沢感が出ます)を夫にとっておいてもらいました。水を加えてこね、成形し、乾くまで放置しました。


夫が塩炊きをする時に火の側に置いて素焼きしてできたのが、写真のナイフフォークレストです。夫は、カロリーメイトと呼んでいますが…。納得できる出来栄えとはとても言えませんが、毎週末に使っています。


同時に作った器は、焼いた時にヒビが入ったため、外の水場のタワシ置きに、2度目にはビー玉大のボールを作り、アロマテラピストの友人にあげました。


次は何を焼こうかな。


ちなみに我が家の川向うに縄文時代の遺跡があります。当時の土器と比べると、私が焼いた土器はとても稚拙なもです。縄文人が見たらなんと言うのでしょうね。


※加積窯の濱元丈二さんの詳細は、One's Way-それぞれのあたりまえ-のサイトをごらんください。