One’s Way[ワンズウェイ]のブログでは、里山暮らしのあれこれを綴ります。ヘンリー・ デイヴィッド・ソロー の影響を受け、エシカルな暮らしを追求中。薪ストーブを暮らしの核とし、菜園、ガーデニング、サイクリング、ランニングなどを楽しんでします。

■ パーヴェ(石畳道)は1日にしてならず by T2017/04/07

One's Wayは続く

一年半ぶりに利賀石が我が家に搬入されました。富山県南砺市利賀(旧利賀村)で産出される直径15~20センチサイズの割栗石です。特に有名な石でもありません。護岸工事や斜面の土留めなどにドカッと使われる「そこらへんの石」です。

二年ほど前、花壇の杉丸太の土留めが朽ちつつあったので、代わりに石を積み始めたのがきっかけで石積み石敷きにハマってしまいました。

その勢いで、市道から我が家への搬入路が早春の雪解け時にスリップで困っていたので、思い切って石畳道にしました。これが一人舗装工事の始まりです。

アスファルト敷きは言うまでもなく、コンクリート敷きでは味気ない。それに比べて石畳敷きは表情がとても豊かで周囲の自然物にも無理なく溶け込みます。レンガ敷きさえも石畳敷きの存在感の前では人工的でペラペラな子供だましに見えてくるから不思議です。

今回搬入された利賀石は石畳道をさらに延長するのと花壇の土留めをさらに強化するために使われる予定です。One’s Wayつまり道に終わりはありません。

また我が家の庭(ガーデン及びファーム)は傾斜しているため、何列にも連なった帯状の花壇の土留めは何となく棚田の石垣のようでもあります。だから石は転がってもらっては困るのです。アンチ・ローリングストーン。

かつて太古の昔、古墳の表面を保護するために置かれたとされる葺き石のように、この積み石、敷石が何千年後かに未来人類の手で発見されることを期待します。名も無き遺跡として。

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