One’s Way[ワンズウェイ]のブログでは、里山暮らしのあれこれを綴ります。ヘンリー・ デイヴィッド・ソロー の影響を受け、エシカルな暮らしを追求中。薪ストーブを暮らしの核とし、菜園、ガーデニング、サイクリング、ランニングなどを楽しんでします。

■ ゲームしたことない。何してるの? by T2018/02/01

ジミ・ヘンドリックス
僕はゲームをしたことがありません。今から40年ほど前、中学一年生の時、喫茶店などにインベーダーゲームが登場しました。その時も一度も経験がありません。全く関心が無いのです。正確にいえば関心の優先順位が低いのです。

先日ある中学生に、「ゲームしたことないの?じゃ暇な時、何してるの?」と質問されました。鋭い質問です。

何してるんだろう?ちょっと考えてから「食べて、寝て、・・」と答えましたが、本当に何してるんだろう?

僕のライフワーク(人生の目的)は、生き続けること、生存し続けること。
生存し続けることとは、体温を一定に保つことだと認識しています。

よって僕の関心事は、健康管理、良質な食事、良質な住環境・暖房(夏場は調温)、良質な着衣。
そのために、適度な睡眠、適度な運動と精神活動、家のメンテナンスと庭整備、薪作り、野菜作り、妻の家庭料理を残さず食べること、老後と危機管理としての適度な貯蓄・・などには、時間と労力を費やします。

一方で過度な社交、過度な労働、過度な社会福祉貢献、過度な他人との比較(流行追求)、過度な投機、過度な刹那的暇つぶしといった生きていくための熱量以上に発熱する行動には消極的です。

興味がないわけではありませんが、時間は有限なので、要は優先順位の問題となります。

よって僕の暮らしはとても地味です。

先日、余命1ヶ月と宣告されたら、あなたは何をするか? と質問されました。
僕は、「今の暮らしを続ける。」と答えました。

本当に地味ですね。でも地味変(ジミヘン)とは思いません。ジミ・ヘンは大好きですが・・。

■ これだけ消費した!これだけ暖まった!! by T2018/02/01

2月1日の薪小屋
2月になりました。薪ストーブシーズンは10月中旬から4月下旬までの約6ヶ月間。よって今シーズンも折り返しを過ぎました。

我が家の今シーズン前半の薪消費量は約6立米でした。ここ最近としては多い方です。

我が家の薪小屋は4区画に分けられていて、1区画が3立米の容量です。よって写真に見られるように、外側2区画が空になりました。この後、雪解けを待たずして薪割りを開始し、空になった区画にドンドン薪を積んでいくことができます。作業場には玉切りされていつでも薪割り可能の原木が既に用意されています。

薪割り作業は寒い時期が適しています。何故なら薪割り作業で身体が温まるからです。何度か引用しましたが、ヘンリーDソローの言葉が思い出されます。

「根株は2度暖めてくれる。1度目は割っている時であり、2度目は燃やしている時。だからこれ以上の熱を出してくれる燃料はない。」

実際に薪割り作業をしていると、いちいち家の中に入りストーブに薪をくべるのが億劫になります。作業が終了して家の中に入るとストーブ炉内は熾(おき)の状態になっている時が多々あります。よって身体は温まっていると同時に薪も節約されたことになるわけです。

身体を温めるのは薪割り作業だけではありません。頻繁に薪小屋から室内に薪を運んでくべたり、灰をかき出し菜園に撒いたり、ストーブ周りを掃除したりする作業も身体を温めます。そもそも人間は恒温動物であり、身体そのものが燃焼機関いわばストーブなのです。薪はそんな身体ストーブをも燃焼させてくれるわけです。

「そして作業が終了し、1日の終わりに晩酌すれば、これ以上の暖かさと健康は他になんないちゃ(見当たりません)。」これは金山里山の会の先輩会員のお言葉です。