One’s Way[ワンズウェイ]のブログでは、里山暮らしのあれこれを綴ります。ヘンリー・ デイヴィッド・ソロー の影響を受け、エシカルな暮らしを追求中。薪ストーブを暮らしの核とし、菜園、ガーデニング、サイクリング、ランニングなどを楽しんでします。

■ 大雪に備えて by T2018/02/11

ガソリン満タン
建国記念の日から再び寒波がやって来て大雪という予報が出ています。今朝は比較的暖かい雨が降っていますが、これから雪になるのでしょう。

昨晩は大雪に備え、車のガソリンを満タンにしておきました。冬の間は、ガソリンメーターが半分位になった時、常にガソリンを満タンにしておくようにしています。いつ何時、雪の中で立ち往生したり、ガソリンスタンドにガソリンが届かなくなるかもしれないというリスクへの本当にささやかな備えです。

我が家の食糧供給は、週2回の宅配業者による自宅配達です。自らスーパーマーケットへ買い物に行くことはありません。よって比較的食糧ストックはできています。宅配業者のトラックが立ち往生するリスクも考えられますが、妻の1番の得意料理は、そこにある材料で作る「在る物チャチャッと料理」ですから助かります。

スーパーマーケットの大安売り商品を探すことはできませんが、自らのガソリン消費を減らすことができることと、無駄な買い物をしなくて済むことを考えると、宅配食糧供給は品質が高く且つ経済的であると僕は認識しています。さらに安売りのチラシを見る時間も節約でき、チラシそのものが必要ありません。自ら車を運転しなくても良いので雪道の事故やスーパーの駐車場での事故を回避できます。

不要不急の外出を控える習慣化は将来への備えでもあります。高齢になって行動範囲を狭めたライフスタイルにもスムーズに移行できるのではないかと思います。動かざること山の如し。僕は車を運転できなくなったらどうしようとアタフタするのではなく、人生の先輩は浮つかず堂々としていたいものです。

今日、明日と車での外出予定はありませんし、したくありません。家でゆっくりレコードを聴いたり本を読んだり、夜は鴨肉に赤ワインです。・・それだったらどうして車の外出をしないのにガソリンを満タンにする必要があったのでしょう?

■ ブッシュミルズ! by T2018/02/11

ブッシュミルズ蒸留所
昨晩、久々に映画『スティング』のDVDを観ました。最後の見せ場で、ロバート・レッドフォード演じるジョニーフッカーが飲んでいたのがウイスキー「ブッシュミルズ」であることを今回初めて確認しました。

『スティング』はポール・ニューマンとロバート・レッドフォードの共演映画ですが、ポール・ニューマンは『評決』という映画の中にて、ボストンの行きつけの酒場に入り、「ブッシュミルズ!(をくれ)」と叫ぶシーンを演じています。

『スティング』の最後の重要場面にブッシュミルズをチョイスしたのは、果たしてポールの意向なのでしょうか?

ブッシュミルズは北アイルランド(U.K.)にある小さな町で、そこに在るブッシュミルズ蒸留所が生産しているウイスキーです。1608年創業とのことで世界最古の蒸留所と言われています。アイリッシュでありながらシングルモルト・ウイスキーも生産しています。とても飲みやすく入門ウイスキーとしては最適です。ことを成し遂げるに臨んでグイッと飲むにも最適なのかも。

アメリカ生まれのアメリカ育ち、ポール・ニューマンがどうしてバーボンでなくアイリッシュを選択したのか?人間の趣向性に国境はありません。

ちなみに今回『スティング』を観ながら僕が飲んでいたのは、アイラモルトを使ったスモーキーなブレンディット・ウイスキー「ブラックボトル」でした。

今日は建国記念の日ではありますが、良いもの、美味しいものに国境はありません。

写真は、2016年、ブッシュミルズ蒸留所を訪れた時のものです。町中に酵母菌の香りが漂い、呼吸するだけでほろ酔い気分になりました。町のB&Bにレンタカーを停めて歩いて蒸留所に行きました。だから夫婦共にウイスキーの試飲ができました。B&Bにはやはりウイスキー好きのアメリカ人夫婦が泊まっていました。アメリカ人にはブッシュミルズ愛好家が多いのでしょうか?