One’s Way[ワンズウェイ]のブログでは、里山暮らしのあれこれを綴ります。ヘンリー・ デイヴィッド・ソロー の影響を受け、エシカルな暮らしを追求中。薪ストーブを暮らしの核とし、菜園、ガーデニング、サイクリング、ランニングなどを楽しんでします。

■ 美しいデザインに囲まれて by M2018/05/09

富山県美術館所蔵
今日、ひょんなことからある人とデザインの話になりました。

イギリスの建築家でありデザイナーでもあるマッキントッシュのテーブルを見て「この形に意味はあるのか?」と聞かれました。そのテーブルの脚はマッキントッシュの作品特有の何本もの直線が交差したデザインでした。

「デザインと機能とを兼ね備えた結果なのではないか。」と答え、補足したことは以下の通りです。

・毎日見るものだから、美しいにこしたことはない。
・美しいデザインに囲まれていると、意識しているいないにかかわらず、美しいものが視覚に入るので、認識に影響を与えている。
・その結果として、同じものを見ていても感じ方に違いが生じる。

というようなことを話しました。

無意識の力を軽んじてはいけないと私は思うのです。美しいものに囲まれていると、知らず識らずのうちに美しいものとそうでないものとを見分ける力がつくのではないかと思います。

自然の中に身を置くということは、美を判別する力を鍛えていることになるのかもしれません。

コメント

トラックバック