One’s Way[ワンズウェイ]のブログでは、里山暮らしのあれこれを綴ります。ヘンリー・ デイヴィッド・ソロー の影響を受け、エシカルな暮らしを追求中。薪ストーブを暮らしの核とし、菜園、ガーデニング、サイクリング、ランニングなどを楽しんでします。

■ みんながみんなに少しずつ by T2019/03/05

名盤『Workingman’s Dead』
先ほどJTB旅行代理店からキャンセル待ちの飛行機チケットが取れたと連絡がありました。

一ヶ月ほど前にショッピングモール、イオン高岡に入っているその代理店を私たち夫婦は訪れ、女性スタッフの方がとても気持ちよく応対してくださいました。妻は家に帰ってJTB宛に応対の素晴らしさをしたためたアンケートハガキを郵送していました。当然女性スタッフの名前を明記して。

そのおかげかは分かりませんが、ラッキーにもチケットが取れました。

働く側としては如何に顧客のニーズを考えるかが企業マネジメントとして重要です。それが企業として単に利潤追求だけではなく企業の社会貢献につながるものと思われます。しかしそれだけで社会全体は良くなるでしょうか。行き過ぎた顧客への配慮が労働者の仕事量を増やし職場環境を悪化させるかもしれません。

サービスを受ける顧客側もまた同様に、働く側の人々に対し気持ちよく働いてもらうための配慮や感謝の表現をするちょっとした心配りを行えば、今より一層社会全体は気持ち良くなるかもしれません。働き方改革は単に労働時間を制限するトップダウン方式だけでなく、国民全体が気持ち良く働ける心配りのボトムアップ運動も極めて重要だと僕は思います。いわば顧客の品位品格向上運動です。

数年前に解散宣言をした1965年結成のアメリカンジャムバンドであるグレイトフルデッド。今は亡きリーダーのジェリーガルシアは生前こんな言葉を述べていました。

Everybody try to be nice to everybody else,OK?
みんながみんなに気持ち良くしようとすれば・・(世の中良くなるかもね)

写真は名盤『Workingman’s Dead』
因みにグレイトフルデッドとは「感謝する死者」の意。負債を抱えたまま死んだため埋葬されない死者に対しお金を出してあげた旅人が、以後不思議な幸運に見舞われるようになり、それは死者に感謝されたからだと気付く寓話に基づくそうである。グレイトフルデッドの熱烈ファンはデッドヘッズと言われ、ビル・クリントン元アメリカ大統領もデッドヘッズの一人。

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