One’s Way[ワンズウェイ]のブログでは、里山暮らしのあれこれを綴ります。ヘンリー・ デイヴィッド・ソロー の影響を受け、エシカルな暮らしを追求中。薪ストーブを暮らしの核とし、菜園、ガーデニング、サイクリング、ランニングなどを楽しんでします。

■ そんなに新しいモノが良いですか? by T2019/06/18

我が家のVOLVO V70
18年間乗っている我が家のVOLVO V70が、ボディのガラス系コーティングをしてもらい出庫してきた。

V70がドック入りしている間、VOLVO V90の新型モデルを代車として借りていた。シートは何と!マッサージ機能付き、360度モニター付き、ラジオの周波数は勝手に自動検知、当然カーナビゲーション付き、などなど。

会う人全てに「新車イイね」「そのまま買い取れば?」とか言われ、でも僕は18年間付き合ってきたV70の方が断然イイ!

まず第一に外観のデザインがV70に軍配。スッキリしている。けどヘッドライトにワイパーが付いている。

第二に室内の計器類。V70のスイッチ類は手袋をしていても操作できるように大きくシンプル。さすが極寒のスウェーデン車。一方、新型V90はハンドルヒーターの機能付きで手袋不要のようだが、そんなモノこそ僕には不要。

カーナビゲーションシステムも要らない。テレビも当然要らない。唯一欲しいものは、車としての存在感。時間の中で生じたキズやヘコミも許容して威風堂々たる存在感。

どうして新しいというただそれだけで無条件で賛美するのか僕には分からない。皆が一様に新しいモノを志向するような社会になった時、真っ先に見捨てられるターゲットは、古くなった(歳をとった)自分自身かもしれないよ。

最近、ある人が「お金を貯めなきゃ95歳まで生きられないんなら、長生きしたくない。だからタバコも止めない。」と言っていた。