One’s Way[ワンズウェイ]のブログでは、里山暮らしのあれこれを綴ります。ヘンリー・ デイヴィッド・ソロー の影響を受け、エシカルな暮らしを追求中。薪ストーブを暮らしの核とし、菜園、ガーデニング、サイクリング、ランニングなどを楽しんでします。

■ デッキ延長、自立、空き家問題 by T2019/06/23

デッキ延長
デッキの延長造作が無事ほぼ完了しました。

手すりに貼った水平腰板は差し色として赤色をマットな感じで塗ってみました。なかなかインパクトを与えてくれています。

デッキ下のアーケード通路外側には、庭の樹木を剪定した際に生じる枝を薪として積み並べ、外壁代わりにする予定です。

ガレージのコンクリート土間打ちからデッキ延長まで、携わってくださった職人さん方に感謝しています。と同時に、まだまだ家作りは続きますので今後ともよろしくお願い致します。

ところで話は変わりますが、日本では空き家が問題となっています。この問題は本当に不思議です。というのは、欧米先進国の空き家問題は、日本ほど社会問題になっていないからです。

ご存知の通り、欧米先進国では原則、子供が一人前になったら親と同居しない傾向があります。人間も鳥も、一人前になり自立したら巣立っていくというのが自然当然というわけです。だから引きこもり問題も日本ほど大きくないと聞いたことがあります。社会通念上親と同居しづらく引きこもれないからです。(代わりに親離れしたヤングホームレスが多いと聞きました。)

一方、親は高齢になっても子供に頼らず一家を構え続け一生を終えるか、老人ホームに自らの選択で入るかします。よってエンディングには空き家が生じます。なのに空き家が空き家問題になりにくい。ところが、欧米先進国より同居率の極めて高い日本の方が空き家問題が社会問題になっています。本当に不思議です。(ちなみに日本の場合、高い同居率の割に老人ホームも増えているようです。不思議なことだらけです。)

この背景として、欧米先進国では家建物の流通システムが機能しているということでしょう。家は使い捨てでなく中古販売流通がなされているということでしょう。中古というとマイナスイメージを持つ人もいるかも知れませんが、反対に欧米先進国では古く歴史ある家建物の方が新築よりも高く流通したりします。だから欧米人は日頃から家をDIY精神で自らリフォームしたり大切にして資産価値を高めようとするようです。

僕も先進国におけるフツーの人々を見習い、自立した大人になって、家を大切にして、空き家を社会問題にしないように努めていきたいと思っています。

巣立つ鳥 跡を濁さず。