One’s Way[ワンズウェイ]のブログでは、里山暮らしのあれこれを綴ります。ヘンリー・ デイヴィッド・ソロー の影響を受け、エシカルな暮らしを追求中。薪ストーブを暮らしの核とし、菜園、ガーデニング、サイクリング、ランニングなどを楽しんでします。

■ 薪ストーブは焼却炉じゃない。 by T2020/05/16

ヨツールF500

2001年に薪ストーブ生活を開始して毎年5月に煙突掃除と薪ストーブ清掃を行ってきました。今年は煙突のオーバーホールを業者さんに依頼しているため、自分での煙突掃除を行いません。20年目にして初めてのこと。よって今年は薪ストーブ本体の清掃のみ。

ストーブの天板や扉を外して、中の灰をかき出します。人によっては次回ストーブに火を入れる際に灰が残っていた方がよいということで、あえて灰を全てかき出さない人もいます。いわゆる「アッシュ・ベッド(灰の寝床)」です。灰はストーブ本体を保護する役目も担うからです。

しかし僕は灰を全てかき出します。炉内の亀裂や故障を点検するためと、灰が残っていると湿気を吸収して錆を生じさせるからです。その代わり、かき出した灰を全て廃棄せず、一部保管しておきます。10月になって火入れする直前に灰を戻しアッシュ・ベッドを作るわけです。

仕上げにポリッシュで磨きをかけます。

これで今年の薪ストーブ清掃は終了ではありません。今後ガスケット交換を行う予定です。ガスケットとは扉等の密閉を高めるパッキンのようなパーツです。

薪ストーブは綺麗でなければなりません。何故なら薪ストーブは焼却炉じゃないからです。

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