One’s Way[ワンズウェイ]のブログでは、里山暮らしのあれこれを綴ります。ヘンリー・ デイヴィッド・ソロー の影響を受け、エシカルな暮らしを追求中。薪ストーブを暮らしの核とし、菜園、ガーデニング、サイクリング、ランニングなどを楽しんでします。

■ 石積みが顔をのぞかせる …by M2017/01/22

庭の石積み
先週末最深50cm程になった積雪も、3月上旬並の暖かさと雨で早くもなくなりつつあります。庭に積んだ石積みが顔を出しました。

傾斜地に建つ我が家は、土留めのために庭のあちらこちらに石が積んであります。写真の場所は、2008年の造園当初は杉の丸太で土留めをしてありました。杉ですから徐々に腐っていきます。腐ったところから夫が石を積みました。

一昨年、映画『愛を積むひと』が話題になりましたが、それ以前から少しずつ夫は石を積んでいました。石は、富山県南砺市で採石された利賀石です。家の犬走りに敷かれていたものを流用しました。

石積みがことのほか楽しかったらしく、その後、新たに利賀石を取り寄せ庭中に石が積まれました。夫としてはまだまだ積み足りないようです。石積みはプリミティブな作業ですが、時間をかければ確実に積み上がります。それが、夫のツボにはまったようです。また、石が積まれた風景は、アイルランドの風景を彷彿させてくれます。

アイルランドは、私たちにとって第二の母国のような国です。旅行で3回訪問しました。20代の頃、移住を考えたこともありました。風景、人、文化…、生まれ育った国以上に親和性を感じます。その感覚は訪問する度に深まります。

なにはともあれ、寒中に雨が降ることはここ数年普通のこととなりつつあります。今も朝から降っていた雪が雨に変わりました。この時期に石積みが見られることに不安を感じる昨今です。