One’s Way[ワンズウェイ]のブログでは、里山暮らしのあれこれを綴ります。ヘンリー・ デイヴィッド・ソロー の影響を受け、エシカルな暮らしを追求中。薪ストーブを暮らしの核とし、菜園、ガーデニング、サイクリング、ランニングなどを楽しんでします。

■ 26年間のお勤めご苦労様でした …by M2017/02/18

26年間のお勤めご苦労様でした
写真のお弁当箱は、26年前、1991年の3月に水戸の西武百貨店で購入したものです。2月末に結婚した直後、元同僚の結婚披露宴に出席するために水戸を訪れました。その際に買ったものです。国産で漆塗りのものでしたのでちょっと高価でしたが水戸を訪れた記念に奮発しました。

その時は、夫も同行してくれて、披露宴の前日に水戸入り。偕楽園を散策したり、水戸駅そばの鰻屋さん川桝さんで食事をしたり、ちょっとした旅行気分も味わいました。

あれから26年、私のお昼のお供をしてくれたのがこのお弁当箱です。2年ほど前からガタがきており、ベンディングテープで補強しながら使っていました。昨日はお弁当箱を洗い終え布巾で拭き終わった瞬間、手が滑り床に落としました。ベンディングテープの補強が切れて、側面がポロリ、その上底もペロリと剥がれました。

ガタがきてからも捨てるに廃られず、補強を繰り返して使っていたのですが、昨日はお別れの決心がつきました。夫の一言が大きかったと思います。

今度塩をたくときに燃料にしよう。

「モノより思い出」というCMがありますが、お弁当箱とは「モノとの思い出」です。職場の先輩に「大きいお弁当箱でよく食べるね。」と言われたり、川べりの満開の桜の下で食べたり…。

お弁当の内容は毎日かわりばえしませんでしたが、お弁当箱のおかげで美味しく食べることができたと思います。

26年間、ありがとう、そしてお疲れ様でした。

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