One’s Way[ワンズウェイ]のブログでは、里山暮らしのあれこれを綴ります。ヘンリー・ デイヴィッド・ソロー の影響を受け、エシカルな暮らしを追求中。薪ストーブを暮らしの核とし、菜園、ガーデニング、サイクリング、ランニングなどを楽しんでします。

■ 静かな三が日の続き by T2018/01/04

妻の記事の続きです。我が家のある金山里山ではうっすら雪も降り、普段より車も少なく、本当に静かにゆっくり時を刻むかのようでしたが、街に出てみるとビックリ。

正確に言えば、街中ではなく郊外に出かけてみると、そこは車が列をつなぎ賑やかでした。近くには大きなショッピングモールやファミリーレストランがあって、駐車場も普段より混んでいるようでした。

渋滞に巻き込まれないよう街の中心部へ迂回すると、そこはスイスイ車が走る。つまり人々は街の中心ではなく街の周辺部に集中しているということです。

そういえばこの国の人々はよってかかって「ゆとり(教育)」を否定してきました。ゆとりある暮らしを求めることと、実際にゆとりある暮らしを満喫することは、全く異なることのようです。本当のところは、人々はゆとりがあるにも関わらずゆとりを持て余しているのかもしれません。ショッピングモール周辺の車渋滞を見ていてふと思いました。

里山の風景

里山の風景

写真は今朝もうっすら積もった雪景色。ゆとりを持て余す人間とは無関係に、里山の時計はゆっくり進みます。


■ 映画「真白の恋」ロケ地巡り報告 by M2018/01/04

昨年12月24日(日)の午後、坂本監督の来訪をきっかけに映画「真白の恋」のロケ地を巡ってきました。以前記事にもしましたが、射水市の南の端から北の端へ、車で30分足らず。しかし、里山の風景と土の香りの我が家から、潮の香りと海辺の街の佇まいへと小旅行気分でした。

「川の駅新湊」の駐車場に車を止め、カメラを忘れたことに気づき、「写ルンです」を探しました。川の駅のスタッフさんに尋ねると100mほど先の写真屋さんに売っているとのこと。

アミヤ写真館

教えてもらった写真屋さんは映画の舞台にもなった「アミヤ写真館」でした。早速、「写ルンです」を購入してお店を撮影。アミヤ写真館の店頭には映画に出ていた古いカメラが置かれ、撮影時の写真も飾られていました。撮影時のエピソードは昨年末に記事にした通りです。店番をしていらっしゃった奥様から映画のロケ地巡りのパンフレットをもらって次の目的地へ。

シブヤサイクル

「アミヤ写真館」から数十mほどのところにある「しぶやサイクル」へ行きました。主人公の真白のお父さんが営んでいる街の自転車屋さんです。店主の渋谷さんと夫との自転車話が弾んでいました。

そして、「川の駅新湊」に戻り「写ルンです」を買えたことを報告し、映画「真白の恋」のロケ地巡りにきたとお伝えしました。スタッフさんによると、映画の評判がとてもよく、県外から多くの方がロケ地巡りにいらっしゃっており、特にコアな映画ファンが多いとのことでした。

また、観光ボランティアのおじさんによると、結婚式のシーンに使われた「放生津八幡宮」を周って30分程とのことでしたので川沿いに歩くことにしました。12月下旬とは思えないほど暖かい日でしたので、私たち以外にも家族連れ、シニアのカップルの方などが内川沿いを歩いていらっしゃいました。


真白と油井の再会

写真は、真白とカメラマンの油井が再会した橋のたもとです。油井から誘われ、真白が「ちょっとだけ」と答えたセリフが耳から離れません。

放生津八幡宮

そして「放生津八幡宮」です。真白のお兄さんの結婚式のシーンに使われています。映画と同様、正面に雪よけの簡易的な通路が設けられています。私たちは27年前に夫の実家の氏神様の神社で結婚式を上げたことを思い出しました。

放生津八幡宮御手洗

さらに真白と油井さんが出会った御手洗です。

カフェuchikawa六角堂

最後に、映画には出てきませんが「カフェ uchikawa 六角堂」です。途中、野村屋餅店にも寄ったりすれば、半日ゆっくり日本のベニス「内川」を楽しめると思います。


※映画「真白の恋」の公式サイトはこちらです。