One’s Way[ワンズウェイ]のブログでは、里山暮らしのあれこれを綴ります。ヘンリー・ デイヴィッド・ソロー の影響を受け、エシカルな暮らしを追求中。薪ストーブを暮らしの核とし、菜園、ガーデニング、サイクリング、ランニングなどを楽しんでします。

■ ハルを待ちながら by T2018/01/10


コブシの蕾
写真はコブシの蕾です。春を待っています。コブシはとても我慢強く,落ちた種子が数十年待って発芽するものもあるそうです。

8年前に我が家の庭の斜面に植わっていた杉の大木10本を伐採しました。東向き斜面だったので朝日が差し込むようになり、この時チャンス到来と言わんばかりにコブシが至る所で芽を出しました。発芽したコブシの種子はひょっとしたら私たち夫婦が住む以前から此処で発芽を待っていたのかもしれません。幹が比較的真っ直ぐ伸びるコブシは富山の雪の重みにも強く、雪解けをじっと待ってから雪に負けない白さで開花します。


白侘助の蕾
白侘助の蕾です。先日、蜜を吸いに来たのかヒヨドリが花を突いていました。虫達の少ない冬、鳥達が虫に代わって受粉を手助けしてくれています。鳥達にしても食べ物の少ないこの季節には冬に咲く希少な花の蜜がとても貴重なのでしょう。

ところで玄関アプローチ横にあるマメザクラにカイガラムシを二匹発見。こちらも硬い殻の中で寒さにじっと耐えているようでしたが、僕は即、潰しました。カイガラムシもマメザクラも同じ生きとし生けるものですが、僕はマメザクラを選択しました。生きるということは不条理です。生きるということはゴトーを待つかのごとく不可解なことです。

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