■ 溜飲が下がる by T ― 2018/01/23
時々、我が家の屋根を雪が滑り落ちる音がします。
「ザーッ、ボトボトッ。」
平たいところてんが押し出されるかのごとく軒先から長方形の雪が押し出されます。
そして、軒下には雪の山脈ができ、床下基礎に入る風を防いでくれています。
大雪の中でも屋根雪が載っておらず、ステンレス屋根の銀色が見えているのが好きです。重たい雪を背負ってじっと堪えるよりは、雪を払いのけ軽やかでのびのびした感じです。正に、溜飲が下がるという心境でしょうか。
未だに理解できないモノは、屋根の雪止め。街中で屋根雪を落とすことができない場合はいざ知らず、十分な敷地があるのにどうして屋根雪をわざわざ屋根に止め置こうとするのでしょうか?こんな時地震が来たら大変。もし雪止め必要の納得のいく理由を知っている方がおられれば、是非教えてください。このままでは溜飲が下がりません。
ともかくも、これからは雪に堪える暮らしから、雪を受け流す暮らしに移行しませんか?
「ザーッ、ボトボトッ。」
平たいところてんが押し出されるかのごとく軒先から長方形の雪が押し出されます。
そして、軒下には雪の山脈ができ、床下基礎に入る風を防いでくれています。
大雪の中でも屋根雪が載っておらず、ステンレス屋根の銀色が見えているのが好きです。重たい雪を背負ってじっと堪えるよりは、雪を払いのけ軽やかでのびのびした感じです。正に、溜飲が下がるという心境でしょうか。
未だに理解できないモノは、屋根の雪止め。街中で屋根雪を落とすことができない場合はいざ知らず、十分な敷地があるのにどうして屋根雪をわざわざ屋根に止め置こうとするのでしょうか?こんな時地震が来たら大変。もし雪止め必要の納得のいく理由を知っている方がおられれば、是非教えてください。このままでは溜飲が下がりません。
ともかくも、これからは雪に堪える暮らしから、雪を受け流す暮らしに移行しませんか?
■ 映画「真白の恋」坂本監督を質問攻め by M ― 2018/01/23

昨日は撮影の合間に坂本監督に一昨日記事にした質問をしました。
http://onesway.asablo.jp/blog/2018/01/21/8773600
撮影から3年近くが経過した上、次の映画の構想が進んでいるとのことで、記憶を辿りながら丁寧に答えてくださいました。カメラマンの方は美術を担当されていたとのことで、坂本監督にかわって答えてくださった質問もありました。
以下、Q&Aです。
Q1
ラストシーン「真白が犬を散歩させているシーン」は最後にとったのですか?あまりにも良い演技だったので。
A1
はい。最後に撮影しました。
Q2
真白の衣装は誰が考えたのですか?とてもカラフルで似合っていたので。
A2
スタイリストさんが全てコーディネートしました。
Q3
真白のいとこ(雪菜)の部屋の帽子の意味は?あまりにもたくさんの帽子が飾られていたので。
A3(カメラマンの方が答えてくださいました)
東京を引きずっている感じを出しました。
Q4
真白の兄は、油井に誤ったのか?父は誤っていたけれど・・・。
A4
裏ストリーは色々とあったのですが、忘れました。
Q5
11日間での撮影と聞きました。天気と撮影のシーンの取り合わせはどのように考え、決定したのか?良いところで雪のシーンがあったり、天気がちぐはぐなシーンがあったりしたので。
A5
撮影の段取りを決めるスタッフが二人おり、任せていました。11日間の撮影の初めにどっと雪が降り、その後は晴れの日が続いて雪がみるみると消えていく中での撮影でした。
Q6
撮影したシーンの順序は?Q5と関連して気になりました。
A6
真白と雪菜の部屋の中、漁港、ホンマ美容室、アミヤ写真館、油井が泊まっていたホテル、お餅屋、展望台(ここが3日目・4日目あたり)、海、遊覧船、呉羽山、海王丸パーク、雪の降り加減をみながら内川沿いで自転車に乗るシーン、結婚式(6日目:ここで真白の父親役の長谷川さんがクランクイン)、この後は歯磨きのシーンなどシナリオに沿って撮影。
役者さんには不評たったとのこと。朝になって、予定変更ということがままあり、準備が狂ってしまうとの声もあったとかなかったとか。
特に展望台のシーンは、真白と油井が初めて一緒に撮影する日だったため、そのシーンまでの経過がない中での撮影で、油井役をした福地さんはとても苦労されていたとのことでした。
Q7
キャストは監督が選ぶのですか?オーディションなのですか?特に真白と油井が気になりました。
A7
人伝に探しました。真白は「演技の上手い役者さんで綺麗すぎない」という条件でした。また、油井役の福地さんは演技を観てこの人に演じてもらいたいと思いエージェントを通して依頼しました。福地さんは台湾、シンガポールといった海外を拠点に活動していらっしゃるとのこと。「ユウスケ」という発音が難しいため「ユウイ」と現地では呼ばれているそうです。油井という役にご縁を感じます。
Q8
富山弁が使われなかったのは私は好印象でした。使わなかった意図は?
A8
普遍的なストーリーを描きたかったから。また、これまで富山弁の映画を観て違和感を感じることばかりだったので、あえて標準語にしました。
Q9
油井の名刺は坂本監督の名刺ですか?また、油井はなぜ油井なのですか?名刺のデザインが坂本監督のものと同じに見えたので。また、真白が「ゆい」というシーンを見ると、油井は油井でないといけないような気がしたので。
A9
名刺のデザインは坂本監督の会社Sagan Picturesのものですが、油井用に作りました。
「油井」はシナリオのままです。普通の名字でいいと思っていたのですが、福地さんが海外で「ユウイ」と呼ばれているということもあり、「油井」のままでいくことにしました。
Q10
渋谷サイクルのジャッケットは購入できますか?
A10
購入できません。映画用に1着だけ作りました。赤いジャケットを「しまむら」で購入し、「しぶやサイクル」と白でプリントしました。
Q11
翻訳されていると聞いています。登場人物の名前が持つメッセージ性は英語ではどうなるのでしょうか?
A11
海外の映画祭ではあまり評価されませんでした。アジアでの反応はよかったのですが、ヨーロッパではさっぱり。名前は「マシロ」のままですが、そのメッセージ性までは英語では伝えきれないと思います。
Q12
富山では「真白の恋」のような単館系の映画を観ることが困難です。監督はどこでどのような頻度で観ているのですか?
A12
映画は大きなスクリーンで観たいので、用事で東京へ行った時に観てきます。映画を観るために東京へ行くということはありません。福井ぐらいまでは観に行きますが…。
他、内川の魅力を再発見できたこと、撮影のタイミング、かりんとう饅頭のこと、次の作品の話など、撮影秘話(?)を伺うことができました。
坂本監督、カメラマンの方、どうもありがとうございました!
http://onesway.asablo.jp/blog/2018/01/21/8773600
撮影から3年近くが経過した上、次の映画の構想が進んでいるとのことで、記憶を辿りながら丁寧に答えてくださいました。カメラマンの方は美術を担当されていたとのことで、坂本監督にかわって答えてくださった質問もありました。
以下、Q&Aです。
Q1
ラストシーン「真白が犬を散歩させているシーン」は最後にとったのですか?あまりにも良い演技だったので。
A1
はい。最後に撮影しました。
Q2
真白の衣装は誰が考えたのですか?とてもカラフルで似合っていたので。
A2
スタイリストさんが全てコーディネートしました。
Q3
真白のいとこ(雪菜)の部屋の帽子の意味は?あまりにもたくさんの帽子が飾られていたので。
A3(カメラマンの方が答えてくださいました)
東京を引きずっている感じを出しました。
Q4
真白の兄は、油井に誤ったのか?父は誤っていたけれど・・・。
A4
裏ストリーは色々とあったのですが、忘れました。
Q5
11日間での撮影と聞きました。天気と撮影のシーンの取り合わせはどのように考え、決定したのか?良いところで雪のシーンがあったり、天気がちぐはぐなシーンがあったりしたので。
A5
撮影の段取りを決めるスタッフが二人おり、任せていました。11日間の撮影の初めにどっと雪が降り、その後は晴れの日が続いて雪がみるみると消えていく中での撮影でした。
Q6
撮影したシーンの順序は?Q5と関連して気になりました。
A6
真白と雪菜の部屋の中、漁港、ホンマ美容室、アミヤ写真館、油井が泊まっていたホテル、お餅屋、展望台(ここが3日目・4日目あたり)、海、遊覧船、呉羽山、海王丸パーク、雪の降り加減をみながら内川沿いで自転車に乗るシーン、結婚式(6日目:ここで真白の父親役の長谷川さんがクランクイン)、この後は歯磨きのシーンなどシナリオに沿って撮影。
役者さんには不評たったとのこと。朝になって、予定変更ということがままあり、準備が狂ってしまうとの声もあったとかなかったとか。
特に展望台のシーンは、真白と油井が初めて一緒に撮影する日だったため、そのシーンまでの経過がない中での撮影で、油井役をした福地さんはとても苦労されていたとのことでした。
Q7
キャストは監督が選ぶのですか?オーディションなのですか?特に真白と油井が気になりました。
A7
人伝に探しました。真白は「演技の上手い役者さんで綺麗すぎない」という条件でした。また、油井役の福地さんは演技を観てこの人に演じてもらいたいと思いエージェントを通して依頼しました。福地さんは台湾、シンガポールといった海外を拠点に活動していらっしゃるとのこと。「ユウスケ」という発音が難しいため「ユウイ」と現地では呼ばれているそうです。油井という役にご縁を感じます。
Q8
富山弁が使われなかったのは私は好印象でした。使わなかった意図は?
A8
普遍的なストーリーを描きたかったから。また、これまで富山弁の映画を観て違和感を感じることばかりだったので、あえて標準語にしました。
Q9
油井の名刺は坂本監督の名刺ですか?また、油井はなぜ油井なのですか?名刺のデザインが坂本監督のものと同じに見えたので。また、真白が「ゆい」というシーンを見ると、油井は油井でないといけないような気がしたので。
A9
名刺のデザインは坂本監督の会社Sagan Picturesのものですが、油井用に作りました。
「油井」はシナリオのままです。普通の名字でいいと思っていたのですが、福地さんが海外で「ユウイ」と呼ばれているということもあり、「油井」のままでいくことにしました。
Q10
渋谷サイクルのジャッケットは購入できますか?
A10
購入できません。映画用に1着だけ作りました。赤いジャケットを「しまむら」で購入し、「しぶやサイクル」と白でプリントしました。
Q11
翻訳されていると聞いています。登場人物の名前が持つメッセージ性は英語ではどうなるのでしょうか?
A11
海外の映画祭ではあまり評価されませんでした。アジアでの反応はよかったのですが、ヨーロッパではさっぱり。名前は「マシロ」のままですが、そのメッセージ性までは英語では伝えきれないと思います。
Q12
富山では「真白の恋」のような単館系の映画を観ることが困難です。監督はどこでどのような頻度で観ているのですか?
A12
映画は大きなスクリーンで観たいので、用事で東京へ行った時に観てきます。映画を観るために東京へ行くということはありません。福井ぐらいまでは観に行きますが…。
他、内川の魅力を再発見できたこと、撮影のタイミング、かりんとう饅頭のこと、次の作品の話など、撮影秘話(?)を伺うことができました。
坂本監督、カメラマンの方、どうもありがとうございました!