One’s Way[ワンズウェイ]のブログでは、里山暮らしのあれこれを綴ります。ヘンリー・ デイヴィッド・ソロー の影響を受け、エシカルな暮らしを追求中。薪ストーブを暮らしの核とし、菜園、ガーデニング、サイクリング、ランニングなどを楽しんでします。

■ =追記=我が家は高床倉庫でもあります …by T2017/02/21

2015/05/17 One's Wayのイベント時に撮影した我が家
昨日、妻の書いた記事に追記しますと、我が家のもうひとつのモデルは弥生時代の高床倉庫でもあります。

家を建てる前に、私たちは富山県小矢部市に再現された高床倉庫を見学しました。風邪通しと防獣虫を目的とした高床、そして切妻屋根のシンプルな構造。それは雪国の暮らしにも適していることは以前記しました。
http://onesway.asablo.jp/blog/2017/02/12/8358478
室内に保存された穀物にとって理想の環境は、人間にとっても住みよい環境であるはずです。


僕は常々思うのですが、高床倉庫は日本の神社建築の原型なのではないかということです。華美な装飾を排した簡素な造りはあたかも苫屋(とまや)とも言うべき粗末な小屋であり、御神体である山や森を拝んだりお供えをしたりする場所としての拝殿。あくまで主役は大自然であり小屋は従所です。そんな自然の一部に溶け込むような家が良いと思いました。


なお我が家の高床は開口部を制限しており、土間スペースとして作業ができます。また道路側から見ると一段下がっていますので半地下のベースメントのようでもあります。グラウンドフロアです。


今後家の周りの雑木林が育ってくれれば、我が高床の苫屋は空中に浮かぶツリーハウスのようにならないかと構想しています。

■ 目線の高さに野鳥、ここはツリーハウス!? …by M2017/02/21

目線の高さに野鳥、ここはツリーハウス!?
以前、「我が家はジュラシックパーク」のタイトルで記事を書きました。
http://onesway.asablo.jp/blog/2017/01/31/8344543

今日は、お昼ご飯を食べている最中に野鳥が目の前のコナラの木にとまりました。窓から2mほどのところです。が、今日もシャッターチャンスを逃してしまいました。写真は先週、初めて野鳥を撮影できた時のものです。「こっちを向いて!」と心の中で叫んでいたのですが、こちらを見ることなく飛び去ってしまいました。「ムクドリ」でしょうか?

今朝アップした夫の記事ではありませんが、自宅の1階で目線の高さに野鳥を見ることができるのですから、ツリーハウスのようでもあります。これも高床のおかげです。

高床のおかげで、夏は蚊も家まではあまり上がってきません。地面に降りると蚊に刺されまくるのですが、家の中までやってくる蚊はごくわずかです。

蚊といえば、今日、脱衣場で「蚊」を発見!昨秋は結構遅くまで蚊をみたのですが、この時期まで生き残っていたとは驚きです。

富山の気候区分が亜熱帯地方になるのも時間の問題かもしれません。降雪量がこの半世紀で6割減の4割になっているとのことですから・・・。