One’s Way[ワンズウェイ]のブログでは、里山暮らしのあれこれを綴ります。ヘンリー・ デイヴィッド・ソロー の影響を受け、エシカルな暮らしを追求中。薪ストーブを暮らしの核とし、菜園、ガーデニング、サイクリング、ランニングなどを楽しんでします。

■ 思い出の数々 by M2017/08/18

思い出の品々
写真はKAKI製作のカップボードとジョアンナ・アイザック作のエッチングです。共に結婚のお祝いの品として26年半前に私の友人からもらったものです。

カップボードはお金でもらい私たちが購入しました。エッチングは、私たちがリクエストしたものを友人が購入してくれました。26年半、ずっと一緒に過ごせています。

当初から結婚祝いの品はいつまでも使い続けられるものにしてもらいたいと思っていました。図々しいとも思ったのですが、友人にはリクエストするか、現金でもらって自分たちで購入するという方法をとりました。おかげで今でもどなたからいただいたいたものか分かって使用しています。

ちなみにカップボードのカップ類は海外旅行の記念に買い求めたもの、近隣の輸入雑貨店で見つけたもの、結婚祝いの品も混ざっています。

それらを見て使うだけで、温かい気持ちになれます。

■ 世界の始まり by T2017/08/18

リチャード・ブローンネク著『独りだけのウィルダーネス』
我が家の蔵書から久々にリチャード・ブローンネク著『独りだけのウィルダーネス』(1988)という本を引っぱり出して読んだ。今から20年以上も前、私たちが薪焚き人生を開始する以前に購入した本だ。U.S,A.生まれの著者がアラスカの原野荒野にて、自らの手で丸太小屋を建て身の周りの家具を作り、厳冬期も含め16ヵ月生活した記録である。

人間は一人では生きてゆけない。人間は社会的動物である。そんなことは耳に大タコができるくらい聞かされ続け、おそらくそれは真実であろう。その真実に僕は異議を唱えない。しかし、それだからこそ意識的に限りなく独力で生きようとする姿勢をもつことは意味のあることではないだろうか。どれだけ独力で生きようとしても、100パーセント完璧に独力で生きることはできないのだから、最初から依存的スタンスだとますます依存的人間になる。極力依存に抵抗することによって、人間は程よい依存的人間に納まると僕は思うのだ。

「大勢の人間が力を合わせれば奇跡が起せるということは私も知っている。たとえば、月面を人間が歩くということは確かにチームワークの賜物だ。だが、一方では、人生の一時期、部分や細切れの世界を離れて個人の力で何かをやってみること、自分ひとりの力で何かを完成させてみることも大切ではないだろうか。人間には創造の歓びが必要なのだ。」

たった一人の人間が創造できることはたかが知れているかもしれない。しかしリチャードの言葉を引用すれば、
「最も単純なものが最も大きな歓びを与えてくれることを、私は発見した。」

そしてさらに続ける。このフレーズが僕には最高にクールに思える。
「世間で言われているような形のものが進歩だというのなら、私はそんなものが大嫌いだ。誤った進歩を見せつけられるくらいなら、世界の始まりを眼にしたほうがずっといい。」