One’s Way[ワンズウェイ]のブログでは、里山暮らしのあれこれを綴ります。ヘンリー・ デイヴィッド・ソロー の影響を受け、エシカルな暮らしを追求中。薪ストーブを暮らしの核とし、菜園、ガーデニング、サイクリング、ランニングなどを楽しんでします。

■ 4月のストーブ by M2018/04/06

今シーズン終了間近
3月に入ってから暖かい日が続き薪ストーブを焚かない日が続いていましたが、昨日と今日は朝、薪ストーブに久しぶりに火が入りました。

この冬、数年に一度の寒さが4回富山を襲ったため、薪の消費量が例年より多いということを2月1日に記事にしました。その後も2度、大雪が降りました。
http://onesway.asablo.jp/blog/2018/02/01/8780546

しかし、3月に入ってからの暖かさは尋常ではなく、桜の開花も非常に早く、その分、薪の消費量が激減したというわけです。

久しぶりの薪ストーブ、トップでお湯を沸かせるので、コーヒーやお茶を手軽にいれることができます。「それだったら湯沸しポットを使えばいいのに!」と思われる方がいらっしゃるかもしれませんが、それは私たちの美学に反します。

週間天気予報を見ていると、薪ストーブに火が入る今シーズン最後の日は、来週あたりになりそうです。

■ 明日の正午、エントリー開始 by M2018/04/06

エントリー開始は明日
富山マラソン2018、いよいよ明日の正午にエントリーが開始します。明日はまず富山県民枠です。

今年が4回目。過去3回は夫も私もエントリーし完走できました。しかし、昨年の大会で私はワースト記録を30分以上も更新(?)。途中、ドクターストップがかかりそうな状態にまでなりました。それに凝りましたし、夫がボストンマラソンを目指すというので、今年は夫のサポートに徹しようと思います。

ということで明日の正午は夫の分だけのエントリーとなるので、気分はかなり楽です。この大会で3時間25分の記録が出れば、ボストンマラソンの出場が見えてきます。

まずは明日のエントリーが完了できるよう最大限サポートします。

■ 3つ咲いて満開! by T2018/04/07

ヤマザクラ満開!?

ちょうど4年前の春に植え付けたヤマザクラが、今年花を咲かせました。花は3つだけですが、嬉しい満開です。

植樹直後、生育が芳しくなく虫に葉を食べられたりしていたので、植え付け2年目に富山職藝学院の先生に指導してもらい土壌改良を行いました。その甲斐があって昨年は生育が良くなりました。今年の雪で多少枝が折れましたが、この春開花に至ったというわけです。

太陽の日差しをとても好むヤマザクラなので、バックヤード南東側でキッチン窓から眺めることのできる一等地に植わっています。これからも私達夫婦と共に年輪を重ねていきましょうね。

■ 無事に完了! by M2018/04/07

The Westville Hotelの暖炉
本日正午の時報と同時に「富山マラソン2018」のエントリー画面に入ることができました。

過去3回の大会では、瞬間アクセス数が多くてエントリー画面に入れず、四苦八苦してのエントリーでした。ところが今年は、電話で時報を聞いてタイミングを合わせてクリックしたところ一発でエントリーできました!

一昨年は北アイルランドの街「エニスキレン」のホテルで現地時間午前4時のエントリー開始でした。2時ごろから寝付けず、眠たい目を擦りながらのエントリーだったことを思い出します。私はエントリーできたのですが、夫は間に合わず、帰国後一般枠でのエントリーとなりました。

4回目となりコツを掴んだようです。

さて、写真は「エニスキレン」で宿泊したホテルのレストランのウエイティングバーです。4月はまだ寒くこの日の朝は霜が降りていました。暖炉の火の前で朝食後にコーヒーを飲んでいた時のもの。

とてもリッチな雰囲気のホテルでした。1泊の滞在でしたが、インテリア、調度品、食事何を取っても大満足の滞在だったことを思い出します。

■ ヤマザクラとユキヤナギ by M2018/04/08

前庭の春
前庭のヤマザクラとユキヤナギが見頃となっています。一昨日からの寒さで震えるような気温ですが、ヤマザクラとユキヤナギの周囲は春爛漫。

周囲を見渡せば、木々の枝先には新芽の膨らみが見られます。コナラ、ケヤキ、クヌギ、シイetc. ヤナギとライラックは黄緑の新葉を出し始めています。

空気は冬に戻りましたが、庭の暦は着実に進んでいます。

■ 山笑う 庭笑う by T2018/04/08

コナラの芽吹き

里山の代表格であるコナラの芽吹きです。もうすぐしたら里山が白く変化して、正に山笑う季節となります。

コナラは庭木に用いられることがあまりなかったようです。コナラやクヌギなどは庭木ではなく雑木と呼ばれています。でも最近都会では雑木の庭がチラホラ増えてきているようです。ガーデニング雑誌には都会における規模の小さい雑木の庭が多く取り上げられています。

都会の庭と異なり、我が家は雑木里山の中で雑木の庭を育てています。周囲にコナラやリョウブなどの雑木がいっぱい自然にあるのに、何故家の周りに更に雑木を植えるのかと質問されることもあります。僕の頭の中では、庭を育てているというより里山の一部を育てているという認識があります。

いかなる生き物でも、それを世話するということはとても手のかかることです。最も手のかかる世話は、世話する者が世を去った後の世話です。世話をしてあげたくても不可能だからです。

私たちがいなくなったら、自然な形で周りの里山に溶け込んでいき、我が庭の雑木たちとその子孫たちが育っていってもらいたいと願っています。

■ 白い花まつり by T2018/04/09

雪の花吹雪
昨日4月8日はお釈迦様の誕生日、いわゆる花まつりでした。先日夏日を観測したと思いきや、うって変わっての雪の降る寒い1日でしたが、時々日差しもありガーデニング作業も進みました。スイセン、ユキヤナギ、レンギョウ、ツバキ、ヤマザクラ・・次々と開花しています。良い季節ですね。

クリスマスのように経済活動に絡め取られることなく、お釈迦様の誕生日は静かで華やかです。さらに今年は雪の花吹雪も舞いました。

■ 初泳ぎ by M2018/04/09

我が家の空をこいのぼりが初泳ぎ!

初泳ぎ

47年前のこいのぼりを私の実家からもらってきたのがちょうど1週間前でした。

昨日、ポールを立てて今日は午後からの晴れ間に初泳ぎさせました。昨日は夫と二人で雨粒が時折落ちる中で四苦八苦しながらポールを立てました。実家では父親が毎年一人でこの作業をしていたのですから驚きです。

作業をしながら、子どもの頃実家では屋根より低いこいのぼりだったこと、吹流しと青の鯉は泳いでいなかったことなどが思い出てきました。そしてこいのぼりを揚げるロープが何mも余っていたことも…。

父親一人では全てポールをあげることができなかったのかもしれません。

屋根より高い!

さて、私たちは屋根より高いこいのぼりを泳がせたかったので、ポールは全て使いました。それでようやく矢車がお隣の屋根より高くなりました。これで準備はOK。

今日はあいにく午前中は雨模様でしたが、午後からは時折青空も顔を出し、広い空で悠々と鯉のぼりが泳いでいました。


■ 朝日は当たっているけれど by T2018/04/10

ダラーンとした鯉のぼり
今朝も鯉のぼりを上げました。今日は晴れの良い天気予報ということで嬉々として上げてみたものの・・。
無風状態で、鯉のぼりがダラーンとしています。風が強いとそれはそれで大変ですが、ベストなコンディションは難しいものですね。

それでも菜園のど真ん中で、周りに電柱等もなく、広々と鯉のぼりが上がっています。これから ゆったり のびのび 大空を泳いでください。

最近はドローンで上空から眺めることが流行しつつありますが、上から見下ろすリアルな映像風景を眼で見る一方で、謙虚に下から見上げることによって広さや雄大さを心の中で想像する世界もなかなか良いものだなあと僕は思います。

複雑な機械に頼らず、質素な手段で、想像力を最大限に活かす世界は、無限で飽きることを知りません。

想像力を活かす世界においては、無風でダラーンとした鯉のぼりも、雄大にのびのび泳ぐ鯉のぼりに見えてくるのが不思議です。

■ 今年の初物 by T2018/04/10

初物
タケノコが採れ始めました。今年はオモテの年で豊作が期待できます。まだ浅いところから出てきたタケノコで小振りですが、それでも1時間あまりで20本ほど収穫できました。半分は妻の実家に届け、残りを妻に調理してもらおうと思います。タケノコの刺身、タケノコ御飯、タケノコの味噌汁、タケノコとタラノメの天ぷら、それと金山里山の会生産の椎茸(こなら姫)と一緒に煮物・・。

里山資本主義は好景気です。本当に里山に住んで良かった!!