■ 車が掲載するモノ by T ― 2019/06/08
先日、愛車VOLVO V70の一年点検のためディーラーへ行った。2年ごとの車検は当然ながら、その間の年も、罰則義務はないが法定点検と下回り錆止めをしてもらっている。冬季、雪国富山の凍結防止剤は車にとってシビアで腐蝕条件大なのだが、おかげさまで足回りの錆は大丈夫だった。
この6月でV70も満18年となった。現在、70シリーズは既に製造中止。20代そこそこの営業スタッフには当然V70の販売経験が無い。購入当時の2001年において、サイドのカーテンエアバック標準装備が世界中でボルボ全車とベンツのハイクラスのみだったことや、丸みを帯びたドアの分厚い厚みは、如何に側面衝突から人間を守るかを考えたデザインであるかなど、反対にボルボオーナー側からボルボ営業マンに、ボルボ安全の歴史について昔話することになってしまった。
今回は一年点検だけでなく、 ボディーにガラス系のコーティングをお願いした。まだまだ若干18年。大人にすらなっておらず先はまだ長い。
スタッフに「次のお車は、何を考えられておられますか?」と尋ねられた。
「今度、車を乗り換える時は、運転免許の返納の時だろう。」と僕は答えた。
僕は真面目に答えたつもりだったが、スタッフは冗談だと捉えて笑っていた。
人間辞世の時に、人生の総決算の時に、その時どんな車に乗っていたかは、結構重要な問題であると僕は認識している。それは、辞世の時どんなパンツを履いていたかと同じくらい僕にとっては重要である。
車は、オーナーのアイデンティティを搭載して走る。
この6月でV70も満18年となった。現在、70シリーズは既に製造中止。20代そこそこの営業スタッフには当然V70の販売経験が無い。購入当時の2001年において、サイドのカーテンエアバック標準装備が世界中でボルボ全車とベンツのハイクラスのみだったことや、丸みを帯びたドアの分厚い厚みは、如何に側面衝突から人間を守るかを考えたデザインであるかなど、反対にボルボオーナー側からボルボ営業マンに、ボルボ安全の歴史について昔話することになってしまった。
今回は一年点検だけでなく、 ボディーにガラス系のコーティングをお願いした。まだまだ若干18年。大人にすらなっておらず先はまだ長い。
スタッフに「次のお車は、何を考えられておられますか?」と尋ねられた。
「今度、車を乗り換える時は、運転免許の返納の時だろう。」と僕は答えた。
僕は真面目に答えたつもりだったが、スタッフは冗談だと捉えて笑っていた。
人間辞世の時に、人生の総決算の時に、その時どんな車に乗っていたかは、結構重要な問題であると僕は認識している。それは、辞世の時どんなパンツを履いていたかと同じくらい僕にとっては重要である。
車は、オーナーのアイデンティティを搭載して走る。