One’s Way[ワンズウェイ]のブログでは、里山暮らしのあれこれを綴ります。ヘンリー・ デイヴィッド・ソロー の影響を受け、エシカルな暮らしを追求中。薪ストーブを暮らしの核とし、菜園、ガーデニング、サイクリング、ランニングなどを楽しんでします。

■ 我が家のアール・ヌーヴォー by T2019/06/29

我が家のアール・ヌーヴォー・デザイン
昨日、富山美術館で開催されている企画展「チェコ・デザイン・100年の旅」へ行ってきました。

チェコを代表する画家アルフォンス・ミュシャ(ムハ)のアール・ヌーヴォー作品については、華やかでエレガントな装飾性に納得しつつも、どうも個人的にはゾッコン傾倒するまでには至らないのが本音です。これは何も今に始まったことでなく、直線的でスッキリしたアール・デコ・デザインの方を僕は若かりし頃から好んでいました。

ところが我が家を探してみると、アール・ヌーヴォー・デザインが存在しているではありませんか!しかも極めて重要な場所に。

写真は僕の唯一の自転車、そのハンドル下のヘッドラグです。植物性の唐草模様を想起するようなナベックス・コンチネンタル・カットラグ(フランス製)は、その非実用性デザインといい、非大量生産性といい、まぎれもないアール・ヌーヴォーです。そしてこのラグは対極のアール・デコ・デザインともいうべき本所製亀甲泥除けフェンダーと不思議にマッチしているではありませんか!!

そういえば、ガレージ前の石積みを覆い尽くすまで成長したアイビーガーデンは、最近の僕のお気に入りです。それはアール・ヌーヴォーに対する無意識レベルでの趣向性を物語っているのかもしれません。

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