■ 走る若者 by T ― 2020/04/16
最近、中学生や高校生と思われるような若いランナーを見かけるようになりました。学校や部活動が休止状態のためでしょうか。今まであまり見られなかった光景です。以前はランナーを見かければ中高年が主流でしたから。
強制されて走らされるのでなく自らの自由意志で走る中高生。学校や部活動の強制力が停止している現在だからこそ試される時。コロナの受難は若者を二極化するかもしれません。能動的な若者と受動的な若者。学校や職場が休みの今、ここぞとばかりに普段できなかったことを行う人間がいる一方で、何もすることが無い、何か課題や仕事を強制してくれとただ嘆くばかりの人間もいます。
如何なる年齢層のランナーにおいても、少なくとも走っている時間は、スマートフォンで動画を見たり検索したりすることは無く、情報のインプットが抑制され、頭の中はデフォルトモード状態です。デフォルトモードでは、今まで蓄積された情報が整理され、記憶が定着し、頭の中がスッキリしてきます。
最近は、室内の換気をこまめに行うことが奨励されていますが、デフォルトモードは心や精神世界における換気と言えるでしょう。
スーパーマーケットやドラッグストアにマスクを求めてクルマを走らせるよりも、あるいはアルコール消毒液を求めてお店に殺到し行列をつくるよりも、里山ののどかな道をジョグやトレイルランしませんか?有酸素運動は心肺機能を高め免疫力を高めるそうですよ。