One’s Way[ワンズウェイ]のブログでは、里山暮らしのあれこれを綴ります。ヘンリー・ デイヴィッド・ソロー の影響を受け、エシカルな暮らしを追求中。薪ストーブを暮らしの核とし、菜園、ガーデニング、サイクリング、ランニングなどを楽しんでします。

■ 働かざる者食うべからず は正しいか by T2020/04/21

チューリップ

今回のコロナ受難によって、「生涯現役」とか「一億総活躍社会」とかといったスローガンの極めて危険な面が暴露された。食べていくために一生働き続ける、食べていくために一生働き続けねばならない人生計画の何と危険なことよ!いざ今回のように、働けない、仕事が無い、収入が無い状態になった時の何と危険なことよ。

生涯働き続けることが悪いと言っているのではない。働くことが生きがいとか、働きたいから働くのは良いことである。しかしそれは食べていくために働かざるを得ないのとは全く意味が異なる。

人間は不測の事態と既測の老化に備え、終身持続する不労所得を一日でも早く獲得してファイナンシャルインデペンデンス(経済的自立)を目指すべきである。自分自身を守るため「何もしなくても貰える、働かなくても貰える」不労所得の獲得努力を始めよう。たとえ元気で働く生きがいを持っていたとしても不労所得はジャマにならない。不労所得を得ながら働けば良いだけである。

あなたは「何もしなくても貰える、働かなくても貰える」ことを悪だと思うか?
もしも悪であると思うならば、国民一律に十万円給付は悪なのか?
もしも悪であると思うならば、労せず貰った十万円を寄付するか?

「働かざる者食うべからず」と、今でもあなたは思うか?